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尊敬する先輩のはなし

最近素敵だなと思った先輩のはなし。
とても素敵な方と一緒に働けていることが嬉しくて心があったかくなり、思わずnoteに残したくなった。

私は広告宣伝の仕事をしていて、今会社のプロジェクトで動画制作をしている。その中で動画に登場するのは1人の先輩と私の2人となった。

先輩はこれまでも色々なセミナーや動画に登壇していて、社内でも仕事ができることで有名な人。話すことがとても上手。どんなアドリブも対応ができて眩しい。その一方私は話す仕事をしたこともなく、頭の回転があまり早くないので普段から話すより書くことの方が好き。

動画の撮影を始めてから、先輩からアドリブを振られてもうまく返せず、ごめんなさい・すみませんと謝ってばかりだった。撮影は基本的に2人で行うけれど、撮影の機材の使い方もよくわからず、私の設定ミスで音声が収録されていないこともあった。

でも先輩がかけてくれる言葉はポジティブなものばかりだった。
「大丈夫、次が一番いい動画を取れるよ!」「今のは肩慣らしにちょうどよかったね^^」
どんな時も私のことを励ましてくれて、「一緒に撮影してくれてありがとうね」と何度も感謝の言葉をかけてくれた。

私が後輩と撮影していたら、そんな言葉かけられるだろうか。
私は日々周りの人にそんな素敵な言葉をかけられているだろうか。

撮影中に休憩として雑談する時間も何度かあった。
あるとき先輩の手相がますかけ線という大成功するか、大失敗するかという稀な手相をしているという話になり、でも「日本に生まれただけで幸せだよね」と言った言葉が心に響いた。
深く考えすぎかもしれないが、先輩は今目の前にある幸せを大事にしているんだなと強く感じた。

先輩は今33歳で、最近ご結婚された。
仕事もできて容姿端麗。私の会社は皆結婚が早いこともあり、素敵な先輩がなぜこれまで結婚していないのだろう、と同じ部署になって数年、ずっと思っていた。(おせっかいすぎますね)
けれど、最近先輩にこれからの夢を聞いたときに「海外駐在したくて、英語勉強してるんだよね。」と。
どんな時も自分の人生をかっこよく切り開いている。ご結婚されたばかりだから、出産とか家族と過ごす時間を大事に考えているのかなと思ったが、全然違った。結婚することが女性の幸せと考えていた私の凝り固まった考えに新しい風を吹かせてくれた。

自分も周りの人も大事にしていて、常に周りを明るくしてくれる素敵な先輩。私の憧れの一人だ。いつか先輩みたいになりたい。
こんな素敵な人に出会えたことに感謝し、先輩にちょっとでも恩返ししていきたい。

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