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プロコーチ養成講座の学び(その7)~自分で自分のごきげんを保つ~

こんにちは。

ライフコーチのあっこです。

本日も開いていただき、ありがとうございます。

私のプロコーチ養成講座の学び(その7)として、
今回は「NVCを取り入れたコーチング」を振り返ります。

私は、2021年にひふみコーチ株式会社で
プロコーチ養成講座を受けました。

2021年7月から、
全16回の講座の開催レポート(コラム)を
ひふみコーチ株式会社のWebページで執筆していたので、
当時の学び振り返りながら、
何回かに分けて不定期に一部を抜粋し、noteでご紹介します。

以下、囲み内は当時のコラムの引用(一部、意味が通じるように修正)です。

1.感情を扱うコーチング

メイン講師の秋田稲美さんが
NVC(非暴力コミュニケーション)を用いた
公開コーチングをおこないました。
 ※NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、
 1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士
 によって体系化され、提唱された、
 自分の内と外に平和をつくるプロセス。
 (NVC Japanのホームページより抜粋)

最近、感情が大きく動いた人をクライアントとして募り、
秋田さんがコーチングをしました。

他の受講生はオブザーバーとして、
Zoom画面をオフにして観察です。

公開コーチング後は小グループで話し合い、
その後、全体で秋田さんからの解説、質疑応答がありました。

NVCは、コーチングで感情を扱うときに有効で、
私にもチャレンジできる、
というのが、今回の最大の学びでした。

数ヶ月前に動画学習をしたときNVCを初めて知り、
とてもよい手法と思い、興味深く思いました。

その後、マーシャル・B・ローゼンバーグ博士の本を読んだのですが、
難しく感じ、まだまだ学びが必要という認識でした。

第7回の講座中に、
今までは、ひふみコーチングか、NVCか、というように、
なぜか両者を分けて考えていたことに気づき、
秋田さんや他受講生の話から、
両者を柔軟に取り入れていく可能性に気づくことができました。

思い返すと、100回コーチングのセッションで、
「ネガティブな表現のところをもっとフォーカスしてほしかった」
というフィードバックを得たことが何度かありました。

そういう場面で、
NVCで使われる問いを使うと、
クライアントにどのような変化があるか、
試してみたいと思いました。

公開コーチングの秋田さんのようにクライアントと関われるだろうか…
ドキドキ半分、ワクワク半分ですが、
柔軟にクライアントに応じたセッションができるよう、
気づきを形にしていきたいと思いました。


2.クライアントがハッとする瞬間

第6回のコラムに書いたように、
NVCを使った公開コーチングをとても心待ちにしていました。

はじまる前に、学びたいことをいくつかメモしていましたが、
そのうち一つは、
「クライアントのハッとした表情に気づく」でした。

第4回の公開コーチングのとき、
秋田さんは「気づいたときに、クライアントは表情が変わる」
という話をしていました。

そのときはオブザーバーとしてじっくり観察していたのと、
クライアントが表情だけでなく言葉でも気づきを表していたので、
私にもはっきり分かりました。

今回、NVCを使ったコーチングではどのようになるだろうか、
そのときどのような対話があるだろうかと、
興味深く観察しました。

結果として、自分の大事な本音に気づいたとき、
本音を満たす行動が見つかったときなどに、
うなずきが深く力強くなったり、
表情がキラッと光ったりという変化がZoom画面越しにみられて、
あ、これだと気づくことができました。

そして、クライアントの表情の変化や発言を
自然でありながら、しっかりと捉えて、
じっくりクライアントの深いところにある本音に近づいていく
秋田さんの姿勢に、
コーチが伴走していくとは
こういうことなのだと引き込まれました。

100回コーチングで、
私がコーチをしているとき、
クライアントの表情の変化を見落としていたことがあったので、
自然でありながら、
しっかりとクライアントの変化を捉えている姿勢は学びになりました。


3. 自分でごきげんを保つ方法

第6回のコラムで、
「自分のネガティブな気持ちを大切にすることは、自分を大切にすること」
というNVCの考え方に触れました。

私がこの言葉にハッとしたのは、
普段、社会で人と接するときに、
ネガティブ感情はなるべく出さずにしているので、
ネガティブな気持ちを大事にすると自分にとって良いことが起こる
ということがとても新鮮に思えたからです。

NVCで、自分で自身のニーズ(大切なこと)を満たせるようになると
他人任せではなく自分で自分をごきげんにできる人になっていける
という話を秋田さんがしていて、
とても印象的でした。

本当にできるのだろうかと感じてしまいますが、
公開コーチングでクライアントの表情や発言の変化を感じると、
本当に人間はさまざまな可能性に溢れていると感じます。

今はまだ、NVCやコーチングの学びの途中ですが、
学びを深め、
自分で自分のごきげんを保つ人生を選びたいと思いました。

受講後には、クライアントしての気づき、オブザーバーとしての気づき、
さまざまな気づきのシェアがありました。
そして、受講生の感想を読んで、
さまざまな角度から講座を思い起こすことで、
更に学びが深まりました。

引用は以上です。

NVCという手法に出会ったのは、
このプロコーチ養成講座の学びの中がはじめてであり、
とても新鮮な気持ちでその考え方やプロセスに触れてきたと
改めて振り返りながら懐かしく思われました。

ニーズ(大切なこと)で人と人が繋がり合うことができるというのが、
はじめは信じられない気持ちもありつつ、
本当にそれができたらとても素敵な世界であると感じたからです。

そして、
「自分で自分のごきげんを保つことが選べる」というのは、
養成講座の当時、まだコロナ禍での活動制限が大きい中で
いろいろ思い通りにできずに周囲のことに左右されがちな私には、
新たな可能性を感じられる言葉としてとても印象的でした。

今、
「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版」
(マーシャル・B・ローゼンバーグ著)の継続学習会を
NVC読書会繋がりの仲間と継続しているので、
私のNVCの学びの原点の気持ちを思い出すことができ
心があたたまりました。

今後もNVCに触れ、学び、セッションに生かしていきます。

記事タイトルの「自分のごきげんを保つ」というフレーズで、
~今日はどのようにしたら私がごきげんになりそうか~
と考えたところ、
『美味しいコーヒーを飲みながら、ぼんやり、ホッと一息つく』
というイメージが頭に浮かんだので、
そのイメージの画像をお借りしました。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

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