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がん日記

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2021年10月直腸がんになりました。そんながんを患った中年の日記です。
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2022年6月の記事一覧

がんサバイバーはこんなこと考えます4(潜んでいるかもがん細胞)

がんサバイバーはこんなこと考えます4(潜んでいるかもがん細胞)

がんになり、手術で切除した後に考えること、それは、、、どうすれば再発・転移しないか!につきます。

あ、手術はがんの取残しがないことを前提にのみ行われるそうですね。少しでも取残しが予測される場合は手術という選択肢は消えるようです。

しかし手術をしても、検査ではわからないレベルのがん細胞がお育ちになり、再発・転移をするそうです。

がん、恐るべし。

そもそもがんは遺伝子・細胞のコピーエラー。健常

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がんサバイバーはこんなこと考えます3(ロシアンルーレット)

がんサバイバーはこんなこと考えます3(ロシアンルーレット)

ということで、全身検索のCT検査(造影剤あり)が終わり、あとは結果待ちということでした。

さて、今回のロシアンルーレットは…。

不意に病院から連絡が。

『なんて、遅い時間にかかってくるんだ?まさか…』

電話の向こうは事務職員さんらしき人。

「○○先生に替わりますね。」

『え?こんなに早く結果が?こわっ』

主治医「結果が出ました。今回は再発・転移は認められませんでした。このまま抗がん剤

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がんサバイバーはこんなこと考えます2(5年間の精神的苦痛)

がんサバイバーはこんなこと考えます2(5年間の精神的苦痛)

がんになりますと、手術でがんを取り除いた後も経過観察があります。

再発・転移の可能性が残るからです。

術後1年は原発巣の再発の可能性が高いそうです。わたしの場合、直腸も肛門もないところに、再発する可能性があるとのことですが、イメージがしにくいですね。

で、経過観察は5年間。その期間に再発・転移がないと寛解(経過観察終了)となります。

経過観察中は術後から1年間は3〜6ヶ月に一度、CT検査(

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がんサバイバーはこんなこと考えます1(標準治療と副作用)

がんサバイバーはこんなこと考えます1(標準治療と副作用)

がんのある部位を摘出後もステージが2の一部から3、4になりますと術後化学療法を受けます。

だいたいが点滴+服薬になります。

わたしも術前に点滴+服薬(オキサリプラチン+ゼローダ)のゼロックス療法を受けてましたが一週間経たないうちに廃人のようになり寝たきりになりました。末梢神経障害と喉の感覚障害がたやすく起きました💦すごい副作用でしたがきっと主作用もあるんでしょう。

そのため術後は点滴なしの

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