見出し画像

趣味と実益と食育と。コロナ禍の中で始めた釣りの効果とは

 新型コロナウイルス感染が広がり、4月よりリモートワークになったこともあって、都会と田舎の2拠点暮らしをしていた我が家は田舎・島牧村にある方の家を中心に暮らすことに決めました。もちろん、仕事もあるので札幌の拠点は残したままです。

 島牧村の自宅からは海は徒歩3分。移住して5年、これまで子どもたちと水遊びや砂遊びに興じたことあっても釣りには手を出すことはありませんでした。今思うとなぜなのか僕にもわかりません。食わず嫌いだったのでしょうか。今年になって始めた釣りが想像以上の効果をもたらしています。


僕が釣りを始めた理由

 こんなに海が近くにありながら、釣り人たちのメッカであることも知りながらなぜ今まで僕は釣りをしてこなかったのでしょうか。お金がかかる趣味だと思っていたから?子どもたちが幼く自分の時間が取れなかったから?色々と言い訳はあるのですが、今年に入って釣りをしてみようと思い、一歩踏み出したのにはわけがあります。
 それはコロナ禍です。コロナ感染が広がる中、経済危機に加え食糧危機の懸念まで湧き上がってきました。これは何か対策を立てなければ思い、かつて我が家が経済危機にあったときに行った行動を振り返ったのでした。
当時は、
「現金収入がなくても、食うものがあればまずは安心できる」
と言って畑を始めました。さらに
「主食がなくては安心できない」
と言って田んぼも始めました。あの時の経験から、
「とりあえず食いつなげれば生きていける」
ことを知っていました。

 そこで今年はここ2年ほどサボっていた畑を少しだけ真面目に取り組むことにしました。そしてタンパク源を手に入れるために釣りという選択肢をようやく取ってみることにしたのです。

ここから先は

898字
この記事のみ ¥ 200
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#釣りを語ろう

1,377件

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!