見出し画像

好きなことがわからないなら、まずは嫌なことを辞めることから始めよう

とある野生動物の写真をずっと撮り続けている
カメラマンの友人がいます。
好きなことを仕事にしている彼との会話の中で
興味深い話が出たのでご紹介します。

「好きなことがわからないのは嫌なことをやっているから」
そう彼は言いました。

好きなことの見つけ方

彼は好きなことしかしないと決めて
今のカメラマンの仕事をしていて
本当に収入がなくて苦しかった時期も
単発バイトなどは決して入れなかったそうです。
「だってさ、カメラマンの仕事が張った時に、他の定期的に入らないといけない仕事あったら(好きなカメラの仕事が)できないから」
だそうです。
嫁も子どももいるのに。

彼はカメラマンとして
各地で講演やワークショップなどを開催しています。
その際によく聞かれる質問が
「どうしたら好きなことが見つかりますか?」
というもの。

そう聞かれる時、
彼はこう答えるそうです。
「嫌なことをやめたらいいよ」
嫌なことをやめれば、
残るのは好きなことだけ。
だから、残ったものが好きなことなのだ、と。

嫌なことをやっていると好きなことがわからなくなる

「好きなことがわからないって人、確かに多いですよね」
「そらそうよ、みんな仕事もさ、生活のために働いているって人多いでしょ。食うためにって。それ自体は否定しないけど、麻痺しちゃうよね。嫌なことを続けているとさ」
と彼は言います。

嫌だ嫌だと思いながら、
でもしなくてはいけないから
心を殺して毎日会社に出勤する。
心を殺し続けているから
自分の本当にしたことや
好きなことにも反応しなくなる。

忙しいっていう字は
心を亡くすと書きます。
心を亡くし続けると、
つらいことも感じなくなるけど、
楽しいことも感じづらくなっちゃいます。

だからまず
嫌なことを辞める
そこから始めるのが良い

と彼は言います。

時間は等価交換

僕は今年、
嫌なことを意識的に断捨離していくことをしました。

ダラダラ見てしまうSNS、
見てしまうこと自体は悪くない。
SNS自体も嫌いではない。
でもネガティブな投稿まで目に入ってしまうのが嫌で
そういう投稿が多めの方はフォローを外しました。
それだけで気持ちもスッキリするし
SNSを見る時間も減りました。

次にテレビ。
僕は毎年大河ドラマを欠かさず見ていたのですが
本当に必要か?と自問自答して
大河ドラマを断捨離しました。
すると、毎週45分の時間が生まれるので
その時間を読書などに充てることができています。

そして、その読書習慣を得たことで出会った1冊の本。
この本のおかげで僕は働き方改革を敢行できました。

大した仕事もないのに
無駄にデスクに座ってなきゃいけない風潮が嫌でした。
デスクにいれば仕事している的な風潮です。
それを断捨離して、上司との交渉の末
リモートワークを増やし、
かつ給料も据え置きという現実を手に入れました。

時間は誰しも24時間。
増やすことも減らすこともできません。
時間を作ろうと思えば等価交換です。
何かをやめてその時間を他の何かに使う。
できるのはそれだけ。

嫌なことに向き合って
我慢して生きるよりも
カメラマンの彼が言ったように、
まずは嫌なことを断捨離すること。
それだけで好きなことを仕事にする
好きなことをしながら生きる道が
見えてくるのではないでしょうか。


ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!