都会と田舎、どっちが好きなの?二拠点暮らしの感覚値。
我が家は都会と田舎との二拠点暮らしをしています。気分や必要に応じて都会の家に行ったり、田舎の家に行ったりしています。
なんたって夏は徒歩5分のところにビーチがある田舎の家に限ります!庭でバーベキューをして、釣った魚を焼いて食べるとサイコーです。
冬は都会の家です。雪が降ってもさまざまなイベントや展示会などが行われていますので、文化的な刺激に事欠きません。
で?結局どっちがいいの?
とかなり核心をつかれたような質問をされることがあります。
はっきりと言いましょう。
僕は田舎暮らしが好きです。だって、釣りができますもん。
でも、二拠点生活は好きとか嫌いとか二項対立形式では語れない複雑さがあるのです。
暮らしをするなら田舎、お金を稼ぐなら都会
最初に身も蓋もないことを言ってしまいますが、田舎暮らしにもお金は必要です。スローライフだからってお金なくてもなんとかなるなんて思っていたらあま―――――いのです。今時分、自給自足するにだってお金かかりますからね。アーミッシュのような完全なる自給自足は夢物語です。いや、正確にはできなくはないですよ。でもかなりいろんな部分を我慢しなくてはいけなくなるでしょう。
例えば、スマホ。今や情報収集やエンタメのインフラです。スマホがないとかなり不便なこと間違いなしです。電気は頑張れば自給可能ですが、スマホの通信技術は自給不可能です。他にも、車はもらうことができてもガソリンはやっぱり買う必要がありますし、税金だってお米で納めることは不可能です。基本現金払いです。
田舎に暮らすにしても、最低限の現金収入は必要ってことです。で、田舎はできる仕事が限られてきますし、収入も限られてきます。自然に囲まれて畑を耕して健康的で悠々自適な生活は可能ですが、お金の部分で言えば、都会の方が圧倒的に稼ぎやすい環境にあります。
ただし、都会は生活にかかるお金が田舎とは比べ物にならないくらい高額です。家賃もそうだし、外に出ればお金を使わずに時間を過ごすことなどほぼ不可能。居場所すらありません。
つまり、都会でお金を稼いで田舎で暮らす、このスタイルが効率的ということです。
体験を楽しむのは田舎、刺激を楽しむのは都会
田舎でしかできない遊びというのが存在します。海や川、山のアクティビティなんかはコンクリートジャングルでは不可能です。広いスペースがあるからこそ、大音量のイベントもできますし、車だって無料でいっぱい停めることができちゃう。新鮮でおいしい食材が安価で手に入るのも田舎の魅力です。
一方で都会の魅力はやっぱりカルチャー。コンサートや展示会など人を集めて採算を取るタイプの興行は都会で行われます。プロスポーツの試合などもそうですね。こうした本物を味わえるのは都会ならではの遊び方ではないでしょうか。さまざまなお店が並び、いろんなものを比較することができる。自然と目が肥えてゆきます。人と人との交流やものや情報の交流も都会の方が活発です。
つまり、田舎でのびのび遊んで、都会で文化的な遊びをすると楽しいよね、という話です。
幼少期なら田舎、思春期なら都会で子育て
「子どもには自然があるところで伸び伸びと遊ばせたい」
わかる!わかります!ですよね。虫とか花とか、自然がたくさんある環境で過ごせば、アレルギーやアトピーなども発症しにくいですしね。アレルギーなどは食生活も影響しますから、田舎で新鮮な食べ物を食べられるという点も大きいですね。大人も優しいし、子どもへの危険やストレスは都会よりも比較的少なめと言えます。
ただ、田舎は選択肢が限られているのがデメリット。教育のレベルで言ったらやっぱり都会でしょう。思春期の子どもが欲しいもの、必要なものが揃っています。例えばスポーツや塾といった習い事。これは圧倒的に都会ですね。高校や大学も都会に集中していて、自分の学びたい分野を選べるようになっています。
つまり、子どもを自分で見ている子育てなら田舎、学校などでの教育が必要な期間は都会の方が向いていると言えます。
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まとめ
つまりですよ、田舎暮らしも都会の生活も、どっちも良さがあってどっちも足りない部分はあるってこと。ある意味二股です。今は住環境の二股交際が認められている時代。堂々と二股しましょう!どっちも好きなんだー!!
というわけで、二拠点暮らし(デュアルライフ)をおすすめします。
ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!