見出し画像

【独り言vol.1】『大学デビュー』について

春が近づく今日この頃。

新しいスタートに心躍らせている人が多いのではないか。

その中でも、子供でもなく大人でもない、

人生の夏休みが始まろうとしている若者は、

新しい未来に期待を膨らませているだろう。

私もかつては、その内の1人だった。

大学1年生は、人生の夏休みの幕開け

大学生の4年間はいわゆる『人生の夏休み』と言われている。

学生当時は、学生の期間が貴重な時間だということに気付けなかったが、

社会人の今、学生時代は、‘‘人生の夏休み’’だったと痛感する。

学生の期間は、自分の好きなことに時間をたくさん費やすことができた。

授業をサボって平日の昼間に、表参道のお洒落なカフェでランチをしたり、

次の日の予定を気にすることなく、朝方まで踊り明かしたり、

今まで出会ったことがないような人間と

良くも悪くもいとも簡単に出会うことも出来てしまうのだ。

人生の夏休みといいながら、人生を大きく左右する期間でもある。

その期間の中で、自分が自分らしくいれる仲間を見つけたり、

もし、仲間ができなかったとしても、

自分が自分らしくいれる環境を見つけることができれば最高だ。

そんな、人生を左右する束の間の夏休みの幕開けは、

誰しも皆大学デビューから始まる。

所詮、皆大学デビューの新人女優

大学デビューという言葉は、もしかしたら死語なのかもしれないが、

私が入学した当時は、『大学デビュー』という言葉が悪い意味を含んで、

新しい環境の中で、初々しさ新入生の間で飛び交っていた。

『あいつ大学デビューらしい』

『あのサークルは大学デビューの集まりらしいよ』

自分も言葉にはしなかったが、正直、心の中で思う場面はあった。

このような言葉が生まれてしまう心理は、

高校時代に、自分が学校のカースト上位にいたにも関わらず、

大学では、2軍落ちしたという惨めな気持ちから生まれる心理だと思う。

今、そのような気持ちを持っているのだとしたら安心して欲しい。

もし、自分よりもキラキラしている女の子がいたとしても、

大人からすれば、みんなまだまだ初々しさの残る新人女優みたいなもの。

だから、スタート時点で、大学デビューって言われたって何も問題ないし、

恥ずかしいことでも、なんでもない。

むしろ、今年デビューした新人女優だという気持ちで、

自分磨きを楽しめれば、逆転して主演女優賞を取ることだって可能だ。

入学当時、あまり注目を集めてなかった子ほど、

入学当初に注目されていた子よりも、後々注目されることだってある。

だから、華々しく大学デビューをしてしまおうではないか。

長いようで短い4年間、人生の束の間の夏休み。

あなたがあなたらしくいれる仲間、もしくは環境に巡り会えますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?