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alinco_life
桜が咲くころに
去年のここの桜並木で告白したのに。
もう彼女はいない、「空白の春」がここにある。
傘に桜の花びらが乗っかって、少し癒してくれる。
彼女が隣に居なくても「桜」は強く僕の隣に咲いている。
根っこが主体になって→栄養を作って→幹が支えて→花が1輪1輪綺麗に
色ずく。
人々が桜の開花を期待して待っている、そんな風に考えると。
さっき僕が思っていた、「春の空白」は悲しみではなく、新たな気持ちを迎え入れる準備が出来ている「余裕」と捉えることが出来た。
そうして僕は、新たな感情を躍らせながら、帰りにス-パで三色団子と
お茶を買ってまたあの桜並木に向かった。到着することろには快晴で、
気持ちがよい。鳥や子供の声に癒されながらお団子を食べる。
「美味しい~」という柔らかい感情が桜の木と調和して
いい時間になった・・・・・・・・。
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