見出し画像

子ども時代を過ごせたのが、昭和で良かったと思う

日頃、つくづく自分は昭和の人間だなと感じることがある。

子ども達は平成生まれ。
そして今は令和。

ついつい昭和の根性論を子ども達にぶつけてしまいがちだ。
ある本に、「今の時代の子どもと親の世代の価値観は全く違う」と書かれていた。
だから、根性論はハマらないそうだ。

うちの子達だけが、打っても響かないのかとずっとがっかりしていた。
でも、今の子ども世代がそんなものだと言われたら、ホッとしたような諦めがついたような気持ちになった。
とはいえ、根性論を否定するようになったわけではない。

今の子ども達が外で遊んでいる光景をほとんど見ない。
どこで何をして過ごしているんだろう。
家でゲーム?
塾で勉強?
習い事?

私が子どもの頃は、習い事もしていたが、
ある時は近所の造園の林でかくれんぼや鬼ごっこをしていた(ホントはダメです(*_*))し、
またある時は、他人の平屋の屋根にドッヂボールを投げて番号を叫んで、その番号の子がボールをキャッチしに行く間に逃げる(だるまさんが転んだみたいに、後方に逃げる)「屋根裏」だか「屋根ゴロ」だかの遊びをしていた(モチロンこれもダメ(*_*))。
「屋根裏」については、家人が出てきて叱られては逃げて、それでも懲りずに後日もやっていたと記憶している。
叱られることはあっても、今の時代みたいに学校に通報されたりはしなかった(はず)。
田舎ということもあるだろうが、のどかな時代だ。

今の子達はどうだろう。
騒いだらすぐに通報される。
保育園や幼稚園が近隣にできるとなれば、
うるさいと大反対!
制限だらけの、息の詰まる世界で彼らは生きている。
ついでにいうと、親も息の詰まる環境で育児をしている。
だから、本当に親子共々気の毒だなと思うのだ。

昭和の全てが良いというつもりはない。
ただ、時々楽しかったなぁと振り返る記憶があるのはありがたく思う。
今の子ども達は将来、子ども時代を振り返って何を思うのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?