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「ひと目」を気にしなくなれたのは

人によく思われたくて
誰にでも「いい人」を演じていた。

誰かに何かを言われるのが怖くて
言いたいことも、思ったことも思うようには言えず。
外で我慢して溜め込んだストレスを
家で爆発するように、暴言を吐いてしまうこともあった。

そんな自分が大嫌いだった。

生まれてきて26年。

気がついたら、以前より
「人に自分がどう思われるか。」よりも
「自分はどうしたいのか。」
を大切にしている自分がいた。

あんなに悩んでいたことが、
いつの間にか気にしなくなっていた自分に気づき
何がそうさせたのか、考え直してみた。

悩む・調べる・経験する

社会人になってからは特に、
この世に自分はなぜ生まれてきたんだと、
生きにくい自分の性格に、苦しんでいた。

「なんで」
「どうして」
「どうしたらもっと生きやすく過ごせるの?」
「どうしたら幸せになれるの?」

と、ありがたいことに、沢山の情報を手に入れられる時代になったおかげで、
あれやこれやと自分に情報を浴びせていた。

それら全ての情報を、全て覚えているわけではない。
だが、色んな考えに触れることで
自分の人生に合うものが見つかってくる。

そして人生の波に揉まれながらも、その度自分と向き合う時間さえ確保できれば
自然と少しずつではあるが、自分の取り扱い方が見えてくる。

何が言いたいかって、
まずは悩んでいい。
そしてたくさんの情報(本・YouTubeなど)を浴びてみる。
色んな人の価値観に触れる
(本・YouTube・アニメでもいい『ワンピース』がオススメ)
気になることは、経験する。

そうしていくうちに、「自分」が見えてくる。
何が好きで、何をしたいのか。

無理だと思ったことを乗り越える経験

結局他人の目線を気にするのは
自分を守りたいからだ。
自分が大切で大切で仕方がなくて、
傷つくのが怖いんだ。

これって、分かっていてもなかなか治せなかった。
怖いものは怖いじゃん。

だけれど、ある日から
今までより自分を守ろうとしなくなった。

それは、ダイビングをしてから。

なんせ海で溺れて死にかけて以来、
海で泳ぐことは避けていたし、まったく泳げないカナズチ。
それでも、好奇心が勝り
人生一度きり。と、試みてみた。

船でダイビングスポット行くまでは何の問題もなかった。
が、海に顔をつけた瞬間
「あ…怖い。私にはこれ絶対できない。無理しちゃいけない。船に上ろう。」
としたが、そんな雰囲気ではなく
潜らざるおえない環境もあったからか
最後にはしっかりと潜っていた自分がいた。

「絶対無理だ。」
と思っていることを乗り越えると、
人は想像以上にタフになる。

そうすると、必要以上に自分を守ろうとしなくなっている。

自分を守ろうとしなくなっているうちに
相手のために自分は何ができるだろうと、
考えられる余裕が出てきている。

人と比べたり、ひと目を気にしたりすることが大して大事じゃないことを
無意識的にできてきている自分がいた。

命に関わることならば、無理してでもやれとは私は言わない。
が、自分の弱さゆえ無理して仮面被って生きているならば
いっぺん何か、一人旅とか
ちょっと怖いけど、やってみたいことにチャレンジすると
見えてくる景色が変わるかもよ。


まだまだ弱っちい私だけどね
弱いなりに頑張ってるよ。
弱いからこそ、弱い人の気持ちもわかるよ。
そりゃ余裕がないと、自分で精一杯になってしまう日もあるけれど、
また少しずつ強くなって、自分の得意や好きなことで
誰かを楽しませたり、救えたりすることができる人になれたらいいな。


p.s.
ダイビング後、
耳抜きが下手すぎて鼻血が出た。

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