仕事終わりの弾丸京都 女ひとり旅 | Day2-1
たまたま1.5日のお休みをもらえて、弾丸京都女ひとり旅をしてきました。28歳医療職をしていますkayです。
前回1日目では、大雨警報で新幹線の運転見合わせというトラブルもありつつ、京都についてからは、有り難いことに雲ひとつない快晴。
日頃の行いが良かったのかな。
爽やかな風が通る鴨川や、京のおばんざいを半日という短い時間でも愉んでこれました。
2日目は長くなりそうだったので、
2パートに分けて書いて行きます。
備忘録ではありますが、
何か、旅のヒントになったら幸いです。
↑Day1はこちらから
早朝の鴨川
昨夜は、あんなにぐらんぐらんに酔っ払って
倒れるようにベットで寝たというのに
起きたのは早朝5:30。
ちゃんと寝たのか、寝れてないのか、よく分からないけど外はもう明るいし、川沿いをもっとゆっくりしたかったという気持ちが若干心残りだったので、
だけもって朝の鴨川へ。
朝早いからか人もぜんぜんいなくて、土手で一息。しようと思ったけれど、まだ6時だというのに、日がジリジリと照りつけてくるので少しだけ腰掛けて退散することに。
立ちあがろうとした時に、
カードキーがポケットから落ちて危うく川に落ちそうに。鴨川が三途の川になりかけた。あぶないあぶない。
朝食まで、ふらっとお寺に参拝にでも行こうかと思って、五円玉を胸ポケットに1枚忍ばせておいたものの、絶妙な距離感と、この後のことを考えると、ホテルへ戻ることが得策に思えてそのままホテルへ戻ることにした。
おまちかね、おばんざい朝食
散歩から帰ってきて、丁度朝食会場もオープン。
朝食ビュッフェ。ホテルの良し悪しはこれできまる。
ってくらい、自分の中でのホテル選びの基準の一つ。
楽しみにしていたおばんざいをなるべく綺麗に盛り付けてみる。
びっくりするくらい美味しかった!
写真が下手で伝わらないと思うのですが、味付けはもちろん。素材自体も美味しいので尚のこと旨い。
贅沢に「うなぎの蒲焼」まであって、これからの観光も暑さに負けず元気に周れそう。おかわりもして、わたしのお腹と心は満たされた。
・
周りを見ると外国人観光客だらけ。
なんだか話しかけてみたくなって
お茶碗にお味噌汁をよそおうとしている外人さんに
「みそ汁 is this (小声)」
と、お椀を差し出し、私の拙い英語(英単語)に、
「Oh ...ARIGATO~(小声)」
と、お互いに(?)自信のない外国語を使って、気持ちが通ったようで嬉しくなった。ほんとは「どこから来たのー」「どこいくのー」聞きたいことは山ほどあったけど、『もし、この方が朝が苦手な方で、あまり今は話したくないわ。』なんて思っていたら…。とか色々考えてしまって、1人席に戻って静かに美味しいご飯をいただくことにした。
ただ、私も外国に行ったらその国の「ありがとう」は覚えておきたいなと思った。
スウェーデンに行った時は、やたら
「Hej Hej! (こんにちは)」「Hejdå! (さようなら)」ばかり使っていて、そういえば「ありがとう」は使えていなかった。
やっぱり「ありがとう」は特別。
・
日本料理にチャレンジしている人もいたけれど、小麦粉が舌に合うのか、パンを選んでいる外人さんがなんだかんだ多い。
味噌汁の匂いを嗅いで「これは違うな〜」と、いう顔されているおじさまもいたり。
私は、味噌汁がないと生きてけないくらいだけど、よその国の人からすると、嗅いだことのない不思議な匂いなんだろう。
外人さん観察しながらも、ひとり食事を終えて、席も余裕があるようだし、出発時間まで日本茶を飲みながら持ってきていた「わたしのマトカ」を読むことにした。
日本語が全然耳に入ってこないので、
何気にこの朝食会場での読書は集中できた。
ちなみに今回泊まったホテルは
ベッセルホテルカンパーナ という
サウナ、大浴場付き和モダンホテル。
京都駅から徒歩15分。そしてお値段なんと
破格だこれは。
この物価高の中で、割引価格で泊まれて
選んだ自分を褒め称えたい。
全てがちょうどいいので、また京都へ来る時は利用させてもらいたいです。
やさしさに包まれる永観堂 〜みかえり阿弥陀さま〜
さて、2日目(最終日)は前から気になっていたヨガスタジオへ。
「南禅寺・永観堂」行きのバスに乗り、揺れていると
奥に大自然が広がってきた。
わくわくで心が溢れてくる。
とことこと歩いて、なんだか夏休みって感じがする懐かしくなるこの風景。
普段背の高いマンションに見慣れてしまっているせいか、ここでもまた嬉しさが込み上げてくる。
南禅寺へ行こうとするも、少し距離がありそうだし盆地の暑さに朝から体力を溶かされてしまいそうなので時間まで、近くの「永観堂」へ寄ることにした。
ここは人気がなく、涼しげで神聖な世界。
時の流れがゆっくりに感じる。
永観堂の本尊像、阿弥陀さまは、めずらしく正面ではなく横を向いていて、
遅れるものを、ふりむいて待ってくれている姿をされていることから
『みかえり阿弥陀さま』とよばれているらしい。
今までにお寺で感じたことのない、
あたたかさを感じた。
優しい阿弥陀さまだったな。
哲学の道とヨガ
ヨガスタジオまでは、永観堂から北に向かって哲学の道を歩いていく。
とても静かな通り。
あえて一列に並んだ石の上を進んでいく。
横には小さな川が流れている。
「哲学の道」と、言うくらいだから、
歩いていたら何か思い浮かぶかな。
なんて思っていたけれど、ただひたすらに目的地へ向かって一歩一歩進んだだけ。
足元すくわれて川に落ちないように、慎重に慎重に。
たまに川に差し込む光の美しさに目をやりながら。進む進む。
ただそれだけだった。
とても気になっていました。
「Studio monk」さんに到着。
わくわく。ドキドキ。
旦那さんの経営するレストラン「monk」
上がヨガスタジオになっている。
階段を登っていくと
今回お世話になる、スタジオを主宰するENAさんがあたたかく迎えてくださった。
この空間も相まって、環境や人の心に敏感な私だけれど、なんだかとても居心地良く感じることができた。
なんて素敵な空間なんだろう。
目に映るもの、全てが心地よい。
ENAさんは小学校の先生から、ヨガインストラクターへと転身されたそうで
「安定した仕事なのにどうして?」
と、周りに言われることもあったけれど
だから今までの仕事を手放したのだと話してくれた。
きっとそれまで、いろんな葛藤があったからこそ
自分と向き合う時間が長かったからこそ、
どうしたら心と身体のバランスがとれるだろうと、考え抜いたからこそのENAさんのヨガがあるのかなと。勝手ながらに、レッスンを受けながら感じていました。
ENAさんのヨガは、ありのままの自分を受け入れられるような感覚にさせてくれる。
自然に囲まれ、
目の前には哲学の道。心地の良い環境音。
そんな中でENAさんが誘導してくれて、心と身体の調律をしてくれる。
心に秘めておこうかなと思ったけれど、
記事に残させていただきました。
ヨガの後も、京都のことをたくさん教えてくださったり、
(その節は大切なお時間を頂き、ありがとうございました。)
一緒に参加させていただいた方のお話も貴重で、日本から脱出をしようと思っていたけれど、日本をこんなにも愛してくれる人と出会えて、見える景色が変わった気がする。
また必ずレッスン受けに行きたいです。
Nice to meet you. 素敵な出会いに感謝です。
今回はここまで。
次回パート2に続きます。
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