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入ってびっくりなヤバい派遣先。

噂どおりの派遣会社というのは本当にいくつもあるわけですが。今回は背に腹はかえられぬな訳で大丈夫かな?何事も起きないように!と祈りながら臨んだ派遣先のお話を書いておこうと思います。

この選択が次の記事に繋がるような出来事を招いてしまい、つくづく派遣元と派遣先ガチャに失敗したなと落ち込みました。

まさかうちの子がそんな事する訳ないじゃないですか!みたいなお話で笑

その派遣先はホントに会社として成り立ってるのか!?と思えるほどでたまたま私がダークスポットにぶち込まれたのか?とバイアスかかるくらいに我慢に我慢を重ねての勤務でした。

その仕事は本当に「仕事」なのか?

生活保護にならない、なりたくないとばかりに前職が終了する以前から打診されていた仕事で営業伝いに聞いた話は最初は細かい部品の組立ということでした。

内心、よい噂を聞かない某製造系が得意な大手派遣会社の紹介でコレもだいたいの修羅場をくぐり抜けてきた私なので短期の契約だからいいかと引き受け職場見学に行ったゴールデンウィーク前。

え?組立の話どこ?笑
確かに去年までいた派遣先で扱っていた製品ではあるけどバリ取り、外観検査という話に変わっていてやたら簡単な作業だなという印象でした。
ここで最大の疑問。製造系やったことのない人ならスルーするかもですが。

作業するのに正式な手順をマニュアル化し誰でも判断できる作業標準書は追々出来上がってくると言われて一瞬おや?と。

長年勤めていた派遣先でもライン立ち上げ初日までに配置される目の前に貼られてる作業標準書。
それがこの面談の時にはない状態とは!?と不審に思いました。

いや、後から出来上がるというのは到底本来ならありえない事です。
作業内容は2工程(2作業で完結)するものなら口頭で説明、実技指導でいいんです。
私は実際の工場内の案内でも手をつける前の部分を見せられ、あっそうか。それだけかと思ったのです。

もうひとつ不審な点は化学物質過敏症があるか、ないかを確認され私ははっきりと有機溶剤系例えば車等の塗料がダメと伝え身体的に症状が出ると答えました。

部品の接着作業があるとの説明はあったけどそれが有害かどうかの説明は一切なし。
接着剤のほとんどは一般的にも有害なイメージがするのは一部のものでしょう。工場で使用する物で発がん性や気管支に影響のあるものを雇われる側が全て知ってる訳がありません。
後日この点で健康被害を被ってしまい、現場で倒れました。あまり詳しく書くと身バレするので省略します。

自分の直感センサーがアカンよ!と囁いてましたが、それはことごとく鈍くなりいつしか小さくしか反応しませんでした。

以前にこの派遣先に勤めた派遣仲間がすぐ辞めたという話を当時の営業マンから聞いてた記憶を少し思い出してはいたものの、何年も経過してそれからは良くなったのだろうという変なバイアスがそれを感じさせなくなっていたのでした。

勤務初日。
派遣社員8割の現場で3人チームの新人としてスタートしましたが、良かったのはこの日と2日目だけ。
現場ルールの説明、そして本当に簡単な仕事で終わりました。

3日目。
説明にない熱加工の作業。やっぱり組立作業じゃないよね。金属を熱で溶かして押し込む作業はかなりのコツとある程度力がいると説明して汗だくでトライし不良があると幾つも突き返されて何で?と思ってると真っ平らに入れろと。それ説明してないよ…と内心、明らかにおかしいなと感じ始めました。
初日にやった作業も同じチームの先輩派遣社員に確認してOK貰ったのに正社員はダメ出し。

………で。そういう矛盾を避けるためにも作業標準書があるんだけど?いつになったらできるの??
こういう指示上での相違がどんどん増えて、結局デキない人認定に。
正社員はデキない私に明らかに不機嫌になり作業指示もきちんと出さなくなり主語がないから余計私は混乱。

わからないことはそのままにせず確認しては当たり前なのでそれは厳守しました。

5日目にして朝のチームミーティングではじめて1000個単位の納期遅れを発表し、いきなり管理者が私に向かって「まだ慣れてないからとマイペースでやっても困る」とか言い出して、もうこの時から胃炎が発生してしまいました。

少しずつ慣れて行ってねとか言ってたのに八つ当たり?しかもそんな数間に合わないならできるように指導すれば?です。

その日に正社員は私の作業時間を自分で計って!とバン!!とストップウオッチを目の前において去っていきました。
仕事終わり間際にもう一度目の前に置き、作業中なのにゴニョゴニョと話して何でしょうか?と聞き返す前にまた何処かに歩いていきました。
そして帰って来るなり1個終わってないかとブツブツ言いながらストップウオッチを引き上げていきました。

作業中、こちらは手を動かし集中してるのに製造現場でこういった事をやってくるのは怪我や作業ミスに繋がると正社員ならわかってるはず。これはパワハラとしか受け取れませんでした。正社員2名ともパワハラ気質だったわけです。

もはやこの後の出来事は虐めではないか?と思える事が毎日発生。

他にも先輩派遣社員や他の応援要員さんが作った製品が私が作った不良と突き返されたり、部品補給が間に合ってないというクレームとか。

これが2日続いた事に私は自分で翌日対策しました。私が作った製品はこの箱からというように箱単位で数を管理したら、不良品発生はありませんでした。

部品補給も空箱に気づかず、作業者から部品は?と言われていたところ何度か見ていて注意しに来たのではないのです。

何度も補給した後にたまたま空箱が置かれて私の作業に必要な部品を取りに行った数十秒のタイミングで言って来たのにはすみませんでした〜!と口では謝っても心の中で呪術廻戦の両面宿儺が領域展開してました笑

3人チームは私だけ孤立。
言葉使いも指示の仰ぎ方も徹底的にビジネスライク。
自分達の指示や指導不足、ミスは棚に上げて全部私の責任にする現場。
デキないのはその人の技量と判断ミス。

なるほど。
これなら派遣仲間がすぐ辞めるはずだわ!と私も早々に退散いたしました。
お金のために短い期間なら多少の事はスルーしますが、手を痛めてしまった事も重なりました。

今でもこの派遣先は地元の派遣会社が募集をかけてます。その募集が絶える事は無いというのは会社の評判口コミサイトで私と同じ目に遭ってる内容を発見して一目瞭然。

クチコミって馬鹿にできませんね。
派遣会社の不評は営業マンの対応含め、こういった〇ズ企業にぶち込まれ理不尽な経験をするというのもかなり含まれます。

まあ、派遣会社にホワイトな企業はまず皆無だと思ってますので上手く渡り歩くには下調べは本当に必要だと思いました。

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