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2度めのコロナ後遺症が生活を一変させる恐さ。

心の余裕がないという状況が久しぶりに続いて体験していてココに書くのも控えてました。

というのもコロナ後遺症のブレインフォグの恐ろしさを改めて思い知らされた一件でかなり精神的にダメージを受けてたからです。

今回の事を書いた意味というのはコロナ後遺症に罹患すると世間一般で伝わってるイメージと現実の違い、そして様々な形で過ごしていわゆる闘病してる様子をお伝えしたかったからです。

*コロナウイルスやそれにまつわる感染も後遺症も存在しないとお考えの方は今回の記事の内容はスルーでお願いします。

仕事探しで疲れ、また身体を休めての繰り返しであっという間に失職から2ヶ月を超えて気がつけば生活費が底をついてしまった現実に夢から覚めた思いでした。

ありとあらゆる時間の流れがだんだんわからなくなってきていたんだと思います。

前の自分ならとっくにどうにか対処していたのにできなくなっていた自分。
驚きと不甲斐なさと少しの怒りが渦巻いて動けない程になってしまいました。

ズルズル、ダラダラと過ごしていた訳ではないのに区切りも付けられず大丈夫、立て直せると言い聞かせてきた結果をまざまざと受け取ったわけです。

ここまで読んだ方は何を甘えてるんだ?とか元々の楽観的すぎる性格が招いた結果だろ?と思う方もいますよね。

後遺症に罹ってなければ管理不足と一言で切り捨てられますが、まさかこうなるとは!なんですね。

今回痛感したのは

1、1度目の感染、そして再感染後の後遺症発症のタイミングは違い、パターンも違うということ

2、後遺症前提で紹介された派遣先は今まで同様、結果的には緩やかに解雇

3、ブレインフォグはぼんやりどころか危機意識も奪い認知機能、判断力低下で生活保護すれすれの生活水準になる恐さがある

この3点です。

自分記録なので1から順番に書いていこうと思います。

1に関して。

問題点。
実感としては公的な機関の対策、救済措置はもちろん、後遺症治療の進捗状況も全く発表されず民間から、しかも外国からの研究発表しか知りえず未解決のまま。

ザックリ書くと後遺症は自助の部分がかなり大きいと感じます。

コロナ感染しても後遺症が全員に必ず発症するなら重視して対策に乗り出すでしょう。

この自助の最悪パターンとして書いておこうと思います

罹る人もいれば、しない人もいる。

罹ったら自分で病院探して受診してね

まあ、動けてるから大丈夫でしょ?

職場復帰

通常業務して1週間〜1ヶ月後に後遺症発症(ブレインフォグ、倦怠感メイン)

久しぶりの復帰だから疲れでしょ?

更に出勤するうちに重症化。
(ブレインフォグや倦怠感悪化、鬱状態、思考力など低下)

ここでと受診せずで休職。

更に症状進行。

自己都合で退職

生活困窮

最悪、自○に至る

私はこのパターンを自○寸前まで歩んでいたようです。
違う点は後遺症とわかっていてもひたすら社会復帰した後に受診を目指そうと思っていたところです。

通常の思考回路なら受診して療養し社会復帰を目指す…ですよね。

通常の思考回路なら。

ここで落とし穴があると思いました。

それはコロナ再感染時の症状が思っていたより軽かったため、後遺症も軽く済むだろうと思っていた落とし穴です。

一度目の後遺症は22年の10月頃には寛解し、年末には完治レベルになっていたからです。ただ、脳のあらゆる能力は85%で体力も以前よりよく見て60%。

その後の社会復帰におけるちょっとした違和感も少しずつ良くなっていくだろうと錯覚したまま、以前の派遣先の検査の仕事をこなせたのも自分ではこう思うようになりました。

脳を使う検査の仕事だし。
年齢も相応の物忘れレベルだろうしと。

職場に復帰できて仕事をできるんだろうからこんなものだろうと。

社会復帰した後の忙しさと日常を取り戻せた喜びの中もしかしたら再感染するかもしれない危険性を頭に入れていたとしても、この時はなぜかまた受診すれば治る可能性の高さをとっていたようです。

確かに個々の後遺症発症のタイミングや要因は様々ですが、2回目の後遺症罹患時にわかってきたことは

後遺症の発症リスクは誰にでもあるけど、それを未然に防いだり重症化させない方法が存在しているのをほとんどの人が知らないということです。

冒頭に書いた厚労省の対策、対応が放置同様の状態では当たり前です。

公的機関(厚労省)の発表がない限り、患者以外の大半の人達は関心がない。

極端な書き方をすれば関心がないものは個々の中では存在しないに等しいでしょう。

コロナ感染してもその後の経過が良好であれば、後遺症は他人事でしょう。

だから後遺症外来が存在するしていても受診に繋がるシミュレーションがないことで自分だけは大丈夫となってしまいます。

そして誰も重症化リスクを知らなければ受診しようとは思わないです。

重症化リスクのある危険な動作、生活を知らなければ感染時の症状がおさまったら即前と同じ生活に戻しますよね。

後遺症を発症する原因作りをせっせとしてしまってることになるのに、その危険性も知らされてないのはどうでしょうか?

後遺症になりたくなかったら自分で情報を探して対処しろというのはあまりにも公助の怠慢と言わざる負えません

感染対策は教えるけど後遺症対策は自分でということだと思います。

吐き出したいことはまだありますが。

コロナウイルスが根絶されない限り後遺症も存在します。

経済を回せる人だけを最優先し、弱者を置いておく現状は後遺症患者だけではありませんが、せめて明日は我が身の意識を持つ人が増えて欲しいです。

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