【日記】電化製品人間と文豪的思考
私は電化製品人間だ。頑張ると熱が出る。
先週1週間、とても活動的で将来に対しても前向きで、明るい未来に向けてひた走っていた。パニック障害になってから早数年、久しぶりに1人で電車にも乗れた。凄い。私ってば天才。
ところがどっこい、1週間分の反動で日曜日から発熱。平熱が36.0〜36.5℃のところ、37.3〜37.8℃を彷徨った。加えて夜になると軽微な発作が不定期で起こり、睡眠の質が著しく低下。それに伴い日常生活に支障を来していた。発熱が認められるため、一応ご時世的なものを恐れたが、病院では検査をするまでもなく解熱剤だけ処方されて帰還した。
これは我が家の七不思議のうちのひとつなのだが、何故か私の両親は私が発熱したり風邪を引いたりすると不機嫌になる。お陰様で現在両親ともに不機嫌が最盛期を迎えている。それに付随して私の【元気な演技専門】女優業も佳境に入った。妹曰く、「不機嫌な言動の裏を読むとすれば心配しているってことだと思う。月が綺麗ですねみたいな。我が親は文豪的思考な人ってことで…。」と言っていたが、そんなエクストリームな思考の転換できるかい。ただでさえ熱が上がりきらなくて生煮え生殺しで燻っているところに、いらない心労が課されては風情を感じる心など持てぬ。26にもなって、発熱して真っ先に親の機嫌に怯えるなんてちゃんちゃら可笑しいわ、と頭の中でヤレヤレのポーズをとってみた。少し気が楽になった。と、強がってみたが、そうは問屋が卸さない。
病院から帰って来て早々、文豪的思考・父が眉間に皺を寄せながら「安静にしてるのも良いけど、朝起きて時間時間でご飯を食べて、一日中パジャマでいるのはやめた方が良いよ。(心配の文豪的表現)」と声をかけてくれた。
ちなみに、電化製品人間は急激に頭に血が上っても熱を出す。
現在の体温は38.4℃。おめでとうございます。今シーズン最高記録です。
こんなnote書き初めヤダ!
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