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いい人はやめなくていい! いい人のままで、表舞台に出よう


いい人は相手に嫌われたくない人。
誰にでもいい顔したい人。

そういう見方もあるけれど、

いい人は、本当にいい人で、

「自分を犠牲にしてでも、相手の助けになりたい」

心から、そう思っている人も多いんです。

実際にいい人たちをよく観察していると、
純粋に相手のことを思って行動しているし、
相手に嫌われたくないからとか、いい顔したいから・・・
という動機だけで人のために頑張ってるとも思えない。

ある人は、病気や障がいを持つ家族のために、必死にサポートしているし。

ある人は、生きづらさを抱えている人や生活に困窮している人たちのために、NPOを立ち上げて、ボランティア同然で働いている。

今、身近に困っている人がいなくても、相手のさみしさとか、苦しみによく気がついて、そっと寄り添う、やさしい人だってたくさんいる。

そういう人たちは、

目の前の苦しんでいる人を切り捨てることができない人。

今にも溺れそうな相手の手を離すことができない人。

ともすると、一緒に深い海の底に落ちていく可能性だってあるのに。

でも、それでも、絶対に見捨てない人もいるんです。

そういう人たちが、体面を気にしてとか、偽善や自己保身のために動いているとは到底思えない・・・。

いい人はいい人をやめる必要はあるのか?

「いい人をやめよう」
「嫌われる勇気を持とう」

そういう世の中の風潮にさえ、

いい人は、

「わたしも、いい人をやめないと幸せになれないよね」
「嫌われる勇気を持てない自分ってダメなのかも」

と、ついつい人にやさしくしてしまう自分を追い詰めてしまう・・・。

でも、思うんです。

そのやさしさ、捨てる必要あるのかな?

嫌われる勇気って、本当に必要なのかな?

いい人は、

相手に嫌われるのがイヤなんじゃなくて。

もし自分が生きたいように生きた時に、

相手を傷つけてしまうかもしれない。

そんな風に相手のことまでおもんぱかっているからですよね。

あなたって人は、どこまでやさしいのでしょう?

いい人はチャンスまで相手に譲ってしまう・・・


いい人について。

こういう見方もできます。

いい人たちは、えてして、お金を稼ぐことが上手じゃない。

自分を売ること、アピールすることが苦手だったりする。

「いえいえ、わたしなんて、何も取り柄ないですから」
「いやいや、わたしなんかより、もっと大変な人がいますから」

そうやって手を思いっきり横に振って、全力で謙遜する。

影に引っ込んじゃって、表に出てこない。

そうした世の中のいい人が
自分で「何かをやりたい!」「夢を叶えたい!」と思った時、どうするか。

こうやって悶々と考え込んでしまう。

「これって自分がワクワクしているだけで、本当に世の中の役に立つのかな?」
「自分がやりたいことをやって、周りに迷惑をかけないかな?」

チャンスが目の前に来ているのに気づかない。

チャンスが来たとしても、やさしすぎて

相手にそのチャンスを譲っちゃりするのですよ。

「わたしは、ぼくはいいですから。
お先にどうぞ」

あなたって人は、どこまでやさしいのでしょう?

いい人が表舞台で活躍したらもっといい世の中になる


だから、いい人こそ、遠慮なんてしないでほしいのですよ。

わたしは、この世のいい人たちが、

もっと表に出てチャンスをつかんで、この世界でガンガン活躍したら、

もっといい世の中、やさしい世の中になると思ってるんです。

でも、いい人がはからずも表舞台に出てしまった時、

きっとこうやって照れ笑いをする。

「いやいや、わたしなんかが、ぼくなんかが
表に出ちゃってごめんなさい(笑)。

自分のことはいいですから、

みなさんの力になれることが、

本当にうれしいです」

* * *

いい人たちが、

そのやさしさを失わず、

もっともっとチャンスをつかめるように。

もっともっと表舞台で活躍できるように。

わたしは、その後押しとなるメッセージやマインド、ノウハウをお届けしたいという思いが湧き出てきました。

なぜなら、この20年。
いろんな人たちにライター・インタビュアーとして会ってきたから。

メインは、
職種を問わず、表舞台で活躍している人(第一線で売れている人、とも言う)。

一方、こういう人にもたくさん取材で会ってきました。

ものすごくいいものを持ってるのに、「いえいえ、わたしなんて何もないですから」と影に引っ込んでしまう人。

周りを立てすぎて、自分で自分の売りや魅力や才能を打ち消してしまう人です。

なかには、「自分の名前も写真も出さなくていいです~」と、匿名記事になってしまった人もいました。

こういう特殊な人もいましたよ。

ものすごくやさしいのに、表舞台で活躍している人。

両方を兼ね備えた、稀有な人です。

そういう人は、いい人のベースがありながらも、いくつかのプラスの要素を持っていました。

いい人がいい人のままで、

チャンスをつかむためには何が必要なのか?
表舞台で活躍するために何が大切なのか?


つむいでいくのも自分の役目なのかなって最近思うのです。

何より、それを書こうと思うだけで、自分がワクワクしてしまうから。
(あ、このワクワク、世の中に立つのかしらと悩むあたくし)。

わたし自身、相当なビビりですし、

相手に悪いんじゃないかとか、迷惑かけてしまうんじゃないかって考えすぎて、発信できないタイプでしたから(あ、今も多少あります)。

そんなわたしでも、なんだかんだ仕事が途切れず続けてこられているので、ちっとは自分の経験もお役に立てるんじゃないかと思っております。

まずは、いい人を無理にやめるのを、やめること。

そこから始めてみましょうか。

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