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輝いていた過去の自分とどう向き合う?

久しぶりのnoteです。

転職を考えている方々とお話しする中で「過去の輝いていた自分」を取り戻したい気持ちを感じる時があり、少し考えてみたくなりました。

輝いていた自分を振り返るとき、気をつけたいこと

◯◯プロジェクトが楽しかった、△△部署の仕事は成果が出せたから自分に向いていた......

過去を振り返るときは、自分に意識が向きやすいですが、おそらく周りのサポートが今以上にあったことも成果を出す上で大きく影響していたのではないかと感じることがあります。

年齢とともに与えられた環境の中で成果を出すことから、環境そのものを作り出すことが期待されていくので、そのギャップをどうしなやかに乗り越えられるかは健やかなキャリア形成において大きいなとも思います。これは、リーダーなどの役職につくかどうかに限らず、誰もがわりと向き合う壁のようなものだなとも。

「数年前のようにイキイキ働きたい」が求めるイメージだとすると、期待できる年収レンジも下がるケースが少なからずあるのですが、年収レンジはキープしたい場合が多く、そこにもギャップが生まれて転職活動の難易度をあげてしまうケースも見かけます。

「過去の輝き」を、納得いく転職活動へつなげるには

どうしたら少しでも納得いく形で転職活動ができるかなと考えてみると...

◎コンディションが悪い時の転職活動は避ける
「過去の輝いていた自分」を思い出す時って、現職で成果が思うように出せず停滞している時が多いです。ただそういう時は、焦りが生まれたり他責になりやすかったりと自分を客観視しにくいことが多く、思っている以上にそのことが伝わってしまってもったいないなと感じます。

◎定期的にキャリアの棚卸しをする
年末年始や夏休みなど、どこでもいいのですが、少し時間を作れそうなタイミングで定期的に職務経歴書を見直して書き直すのがオススメです。フラットな気持ちで自分と向き合うのがポイントです。

◎自分が輝いていた状態を要素分解する
取り組みやすい方法でよいと思いますが、なるべく俯瞰して状況整理ができると今後の方向性づくりに役立ちそうです。
シンプルでオススメなのは、個と環境の相互作用で整理する方法。自分のどんな強み、特徴が活きたのか、またどんな環境的要因(周りのサポート・リソースや時代的なものなど)があったのかを洗い出してみると、自分のポータブルスキルやパフォーマンスしやすい環境への理解が深まるかなと思います。

◎転職における優先順位を考える
そして大切なのはここ。あれもこれも...となる場合もあるし、とにかく今のネガティブ要因を排除した反対の環境へと気持ちが赴くこともありますが、少し長いスパンで、自分は何を大切にしたいのか、譲れないのか、どこは折り合いをつけられそうかじっくり考えられるといいなと思います。

宿題は転職後も自分を追いかけてくる

転職活動って難しいしエネルギーがいることだからこそ、いいコンディションで自分らしい選択ができるといいなと、いろんな方々と話す中で切に思います。

そして自分を振り返っても、不思議なほど、自分の宿題は転職後もちゃんと自分を追いかけてきます笑。見てみぬふりしたり、環境が変われば違うのでは?と淡い期待をしていても「これは、あなた自身の宿題ですよ」としっかり追いかけてくるので宿題忘れの心配がなく安心?です😂

それを受け入れたり向き合ったりする中で、痛みを伴いつつも成長できることにキャリアを重ねる喜びもまたあるなと思います。

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