【やめる】というはじめの一歩を踏み出す勇気

何か新しいことをはじめる時と言うのは、
一瞬ブレーキがかかりますよね。
それは、新しいことには、
自分の知らない世界に行くにあたっての
不安や恐怖がつきまとうから。

「変わりたい！」と強く思っている人でも、
変化のない環境というのは
実は潜在意識も脳も心地いいと思っているのです。
負荷もかかりませんもんね。

しかし、何か新しいことをやるよりも
もっとエネルギーを使うことがあります。

それは、長年やってきた
何かをやめる、という決定。

心がときめかない、意味を感じない、
でも、時間もお金もかなり費やしてきた。

という気持ちがあるゆえに
簡単に辞めることができないのです。

あなたには何かそのようなことはありますか？

やめたいけど・・・
なんだか楽しくないけど・・・
続けても意味がないような気がして

続けだして数か月、数年、またはそれ以上経つもの。

交友関係ではどうでしょうか？習い事は？
お互い心底無理、と思っている夫婦の関係？
仕事はいかがでしょうか？

色々とあるかもしれません。

私も以前、長年続けていたことで、
やめるのに本当に勇気がいったことがありました。

20年以上も続けていたことで
もう、心底無理だったのに、
なかなか辞められなかったのです。

やめる、というのがこんなに
勇気とエネルギーがいることだとは
思ってもみませんでした。

いやだという感情を押し殺しての交流。
いやだという声を聞かないふりして、
不快な気持ちも見て見ぬ振りして、

そして、長年やってきたことだから、と言い聞かせ、
心がどんどん無感覚にさえなっていった経験があります。

しかし、なんのことはなかった。

自分の心とちゃんと向き合い対話するだけで、
本当の気持ちがわかり、どうしたいのかがわかるもの。

心からの「want to」の気持ちがわかったら、
それにしたがって行動するだけ。

怖がる必要など、どこにもなかったのです。

勿論「それが誰かに迷惑がかかることなら、
自分勝手にそれを選択できないこともある。
それはわがままな行動だ。」
と思われる方もいるでしょう。

選択できない、と思い込んでる人は、その通りになるだけ。
そのしがらみの中で生きて行くだけです。

しかし、恐れないで、自分の潜在意識の声に従って行動が出来たとき、
もっともっと素晴らしいことになります。

言葉にするのは難しいですが、それは体感した人だけが分かる世界だと思います。

考えてみれば、人に迷惑をかけないって当たり前のことではあります。
でも、そう思っている人が、人に迷惑をかけていないか、っていったら、
案外そうでもないです。

自分の人生の中での決定で、
一時的に相手に迷惑がかかったとしても、
相手のための人生ではない、

わがままとは違う。

もし一時的にでも迷惑をかけたと思うなら、うまく回りだしたら、倍にして感謝の気持ちを表わせば、結果オーライ☝


新しいことを始める前に、
前に進むために荷物は軽いほうがいい、少ないほうがいい、ということで

辞めたいもの、惰性で続けているもの、
何かにピリオド打つと進みやすいかもよ☝

というつぶやきでした^^