着物リメイク2 着物の性質

着物リメイクをするためには、着物がどういうものかを調べなければなりません。
ネットで調べました。

基本構造としては、
・後ろ見ごろは2枚
・前身ごろは4枚(前身ごろと衽(オクミ)
・衿
・袖
・裏地群
に分かれる模様です。
ネットで見る範囲では前身ごろや後ろ見ごろは反物の端は切られているみたいな?感じがするのですが、これは届いてみて解いてみなければなりません。

長さについて
オハショリがあるので、着る人の身長と同等か、それよりも丈が長く作られているようです。古着の着物は身長の低い方向けに作られているものが多いらしいですが、私の場合リフォームなので問題ありません。

着物の着こなしで、オハショリを作らない対丈で着る方法もあるそうですが、オハショリの有無で30cmくらい変わるはずで、そんなに身長差があるなら横幅も合わないとちょっと心配になりました。

〇解く時は
衿から解くと良いそうです。
合わせの着物は裏地の付いたものをさします。
一方、単衣の着物は裏地のないもので、背縫い(後ろ見ごろの中心で縫い合わせているところ)の縫い目の始末と強化のために「せぶせ」と言うことをしているそうです。これは解いてはダメなやつ…!!!

〇そのほか
肩はまっすぐなので(直角なので? 地面に水平なので?)、洋服にリメイクする際には方に沿って斜めにカットする必要があるようで…これどうしようかなぁ。私の想像?ではたしか、着物って前身ごろと後ろ見ごろが折り返されて一枚なのじゃなかったかと思うのですよね。あれ? そしたら前身ごろと後ろ見ごろっておくみ幅だけの違いになるはずだし……。
斜めに縫って倒す方法もありましたが…。着物はフレンチスリーブ的なゆとりはないだろうからちょっと悩みますねぇ。
でも黄門さまのちゃんちゃんこみたいに角がピンっと立ってるのも変だし。

・身八つ口は、わきの下で縫い閉めずに開いているところで、女性と子供の着物に作られるとのこと。
そう言えばずいぶん前に男性作家が銀座だかのクラブでそこから手を入れるいたずらをするエッセイを読んだことがあります。あれだな。うん。
湿気を逃がすためと言うことですが、子供は腕を振り回したり体幹の動きも大きく成長も著しいですし、女性は胸が引っ張り袖の付け根が攣れてほころびてしまうのでその対応じゃないかと思います。

〇裏地について
八掛は裾の方についている裏地、
胴裏は腰より上の方についている裏地を指す模様。
肩裏とか言うのもある様子。
記憶にいしき宛てと言うのがあるのですが、これに相当するものが付いている着物の解説は今のところ見たことないです。座ったときにおしり部分への圧力を軽減させるために付ける補強のようなものと聞いたことがあるのですが…。

〇リメイクアイディア
着物を着ないので何ともあれですが、古着の着物から伊達衿を作るのもいいのじゃないかなぁと思いました。

〇シミやカビについて
正絹の着物はシミが出やすいみたいな?
正絹なのでシミが出ています、みたいな表現が散見されます。

〇洗濯について
着物の洗濯は、水洗いはできないそうです。
理由は織り方の問題なのだそうですが、西陣織の寒ざらしなどは大丈夫なんでしょうか?
洗い張りという板に付けて生地の型を傷めないようなやり方があるそうですが、生地を傷めさせないためにそのような対応を取り続けることはできません。
着物は洗わないのが基本なようですが、洗えるかどうかは昨今の衛生事情を鑑みるととても重要なことです。
例えば、オフィスワーカーが毎日お風呂に入って身体を清潔にしているとは言っても、「洗濯?下着以外はしないですよ?」とか言ってたらドンびくでしょう。
かといって毎回着物専用クリーニングは出せません。

と言うことで(笑)
とりあえず洗ってみることにしました!
想像しているだけなのに、ドキドキします。
失敗しませんように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?