着物リメイク13 裏地を解く~手拭いへ

表地をリメイクした後に裏地を解こうと思っていたのですが、
表地の良い縫い方が思いつかないし、
いろいろ調べていると、絹の手拭いがお肌にとても良いと言うのを目にしまして、
裏地を手拭いにして身体用の手拭いにするのが良いのではないかと思い始めました。

反物がたくさんできるのなら、上と下を縫うだけですし、どう考えてもとりあえず「成果」が出せます(笑)
今のままですと、何のために購入した着物が、どう言う事情でバラバラにされているのか不明な状態ですもの(笑)

着物と同じ構造かと思っていたのに、どうやらなんか違う。
調べてみたところ、着物の裏地は胴裏と八掛でできているそうす。
八掛はチラリの美学的に知っていたのですが、身頃と言うか本体の方は胴裏と言うのですね。

反物に戻すための解きですから、何のためらいもなく、ただひたすら、ダーッと解いて行けばよく、とても気持ちはよかったです。

が、背縫いを解いたとき、あれ?これ、くっついてる!(笑)
西洋の布地っぽい広さがあります。
日本の布地でもこういう特殊な反物があるのか、西洋布なのかわからないですが、たぶん後者なんじゃないかなぁ。
でもやだこれ、枕カバー作れるじゃない!!(いや出来ませんでした。もちろん足せば大丈夫ですけど)。

と言うことで解きあがりました。
身頃生地1枚、両方が耳になっている八掛が4枚、片側が耳の長いのが2枚、胴裏と同じ布地が2枚、胴裏1枚。

とりあえず、両側が耳の八掛4枚の内、1枚を上と下を縫ってみました。

小さな到達感がないとちょっと心が折れそうで(笑)

ついでにサイズを測って一度洗って縮率の計測もすればよいですね。
洗った後のサイズは明日出します。


衽がぶら下がっているところまでは同じなんですけどぉ。

なんか秘密のポケットみたいなのがある!

と言っても解き終わりました!
ほんと何にも考えずに解くだけですし、するする解けるので気も心も楽ちん♪

八掛の内の一枚。
端を縫い目に沿って三つ折りにしました。

背縫いを解くと1枚に。

背縫い部分

縫い終わりました。

完成図(?)

長さは60cm

幅は36cm

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