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まほうの絵本屋さん ようこそ海へ

「まほうの絵本屋さん ようこそ海へ」
小手鞠るい・作/えがしらみちこ・絵
出版ワークス/2019年初版

「ぼくたちは、夏にうまれた。」から始まる、主人公と愛犬マリンの物語。
一緒に遊び、一緒に育ち、そして悲しい別れの時が…
1年後、思い出の海に行ってみると、不思議な足跡があり、辿っていくと「うみねこブックス」という絵本屋さんに着いた。
店主はしろねこさん。素敵な絵本がいっぱい!
しろねこさんが「きみのえらんだ絵本を、よんであげましょう」
1冊の絵本を選び、読み聞かせが始まる。
「マリンがだいすきだった海の絵本だ。」
店主が絵本を開くと、海の香りがして、優しい風が波の音を運んできた…

最後の展開が温かくて、ちょっとした手助けが人の成長を促すのだな!と感じさせる。
水彩画が美しく、少年の新たな瞬間に立ち会うことができる絵本。

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