弟子屈で『居心地のいい図書館』を一緒に作りませんか？ Vol.20
2/11、12に開催された『摩周スノーランド』に“あおぞら図書館”も参加させていただきました。
今回はそのレポートです。
摩周スノーランド
『摩周スノーランド』は私たちが住む弟子屈町で行われる冬のイベントです。
今回はコロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
『摩周スノーランド』は、地元の有志が実行委員会を作り、町の子供達が楽しめるイベントにするために尽力下さいました。
約１ヵ月ほぼ毎日会場作りをしてくれたお陰で、小さな町のイベントとは思えないくらい立派で大きな雪山の滑り台をはじめ、素晴らしい会場が出来上がりました！
この会場を作るために実行委員の方々は、仕事が終わってからの夜の時間で作業をして下さいました。毎晩とっても寒い中での作業、本当に頭が下がります。
また、作業に参加出来なくても、町内の飲食店や企業さんからは、作業をしてくれている方への夕食等の差し入れもたくさんあり、町のたくさんの大人達の思いを感じました。
今回のイベントで数年前とは違うなぁと感じた点がひとつ。それは実行委員のメンバーに移住して来た方や20代の若い方が多かったこと。元々ここに住んで盛り上げてくれていた人達と新たに町を盛り上げたい人達が、和気あいあいと作業している姿はとても素敵でした。
牛山豚彦・花火
『摩周スノーランド』の様子はこちらをチェックしてください。
とっても素敵な映像のダイジェストと極寒の中ランニングと短パンで爆走するウサギさんたち！！(笑)
冬のあおぞら図書館
そんな素敵なイベントに、『あおぞら図書館』もお声がけ頂き、参加させて頂きました！
会場は元々営林署だった建物があり、営林署がなくなってからは“弟子屈の蔵”として使われていましたが“弟子屈の蔵”も文化センターに移ったので、今は使われていない状態でした。
また、複合施設建設のため、今後は取り壊しが決まっている建物です。
というわけで、最初で最後のこの建物での『冬のあおぞら図書館』を開催できました！
まずはBeforeAfter形式で写真をご覧下さい！
雪で埋もれていた入り口も綺麗に除雪していただきました
入り口入ってすぐの場所
ご案内と荷物置き場に
奥の棚は本棚として活用
装飾や照明で北欧の冬を演出
こちらをお借りしました
いつものキャンプグッズを設置しました
ホットカーペットであったか
複合施設の案内やpaletteの活動報告も
木の積木を持って来てくれました
ありがとうございました！
こんな感じで、提供いただいた空間を私たちなりに少しでも居心地のいい空間に仕上げてみました。
実行委員の方がストーブも2台用意してくれたお陰で、とっても暖かな空間となりました。
ちなみにこの建物の周りはスノーモービル、バギー、スノーバイクの会場となっており、その合間を縫って来ないと辿り着けません。
そのために実行委員会で常時警備・誘導係の方を配備していただきました。
本当に感謝です。
お陰で、たくさんの方々にお越しいただくことができました。
私たちは色々な方とお話することができ、とても楽しかったです。
今回は初めて特集コーナーを作ってみたのですが、やはり特集することでその本を手に取る方が多かったなぁという印象がありました。
本を並べるだけでなく、興味を引く仕掛けって大事なんだなぁと再認識です。
子供コーナーはホットカーペットを入れていたこともあり、外で遊び疲れた子がお昼寝していったり、赤ちゃん連れのお母さんが授乳やお着換えをしたり、いつもの如くハンモックと木の積み木は大人気だったり．．．。
子供連れに幅広く活用いただけたことがとっても嬉しかったです。
3歳くらいの上の子と赤ちゃんを連れて来たお母さんには
「上の子は連れてきてあげたかったけど、赤ちゃんも連れて行くのは大変だから来るのを躊躇していた。でも“あおぞら図書館”があるなら赤ちゃん連れでも大丈夫と思って来ることができた。」
という嬉しいお言葉もいただきました。
また他のお母さんからは
「イベント(特に屋外)の時には授乳・調乳・おむつ替えスペースが無くて、いつも困っている。こういうスペースがあるのは、ありがたい。」
との声も。
私たちも赤ちゃんを育てていた頃から何年も経ってしまったので、つい忘れかけていましたが、授乳・調乳・おむつ替えスペース等が無いのはとっても不便だったことを思い出しました。
やっぱり現役世代の話を聞くことって大事だなぁと思う出来事でした。
そして弟子屈町には屋内であっても、こういったスペースが少ないことも再認識。
みんなが住みよい町になるには、こういう細かな心配りがある町づくりが必要なのかなぁとも感じました。
というわけで、今回もたくさんの気付きを得ることができた『冬のあおぞら図書館』でした。
3年ぶりの開催となった『摩周スノーランド』。
本当に大人も子供もキラキラした笑顔がいっぱいの、素敵すぎるイベントでした。
この空間に参加させていただけたこと、心から感謝です。
この町を愛し、楽しい町にしたい人がこんなにもたくさんいて、協力し合っていることがわかり、弟子屈町は可能性しか無い町だなぁと感じました。
今後も町の方々と連携して、この町のためになることを足並み揃えて一緒にやっていけたら嬉しいです。
実行委員の皆さんを始め、関わったすべてのみなさん、本当にありがとうございました。
お知らせ
3月4日(土)に“TESHIKAGA HOSTEL MISATO”さんで開催されるフリーマーケットに『あおぞら図書館』も参加させていただくことになりました！！
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弟子屈で『居心地のいい図書館』を一緒に作りませんか？Vol.21へ続く…
※"palette～ここから繋がる町づくり"は図書館や町づくりに思いのある人たちが集まった小さな団体です。あくまでも弟子屈町非公式の団体であることをご了承下さい。また、現段階で決定している弟子屈町の計画はそのままに、＋αの部分で関わりたいと考えています。弟子屈町と共に歩み、作り上げて行く考えであることをご理解下さい。
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