元データサイエンティストがチームを創る会社を起業した理由
株式会社Liboraの社長をやっている山下です。
Liboraは個人の成長をサポートする事で、世の中に強いチームを産み出す事を目的としているスタートアップです。
これからサービスをリリース・展開していくにあたり、Liboraやサービスの事を知ってもらえるような情報を発信していきたいと思っています。
自己紹介
兵庫県育ち、東京在住の29歳アラサー男性です。大学では生体工学を、大学院では機械学習の研究に没頭していました。
大学院時代にインターンをしていた縁もあって、リクルートジョブズに入社。検索システムを中心としたアルゴリズム開発に携わったり、SEO中心にマーケティングに関わらせてもらったりと、色んな経験をさせてもらいました。恵まれた環境で楽しく働いていましたが、同期と2人で起業しようと退社しました。
(しかし設立するよりも前に解散しました...)
その後、エンジニアとしてとあるスタートアップ企業に関わらせていただく事ができ、そこでの経験から株式会社Liboraを2019年7月に設立しました。
なぜ起業したのか
起業の理由は至ってシンプルで、
『自分が経験したチームでの働き方を世の中と共有したい』
というエゴです。
私が考えている理想のチームを目指す上で必要不可欠な要素は2つあり、
その上に各チームや個人の理想があると考えています。
【必要不可欠な要素】
① メンバーがお互いの役割に敬意を持ち、役割・人格に上下を作らない。
② メンバー全員がチームの方向性を考え、個人が行動・改善を行う。
【山下個人の理想】
① チームのマネジメントはメンバー全員で行う。
② 成果・責任は個人ではなくチームで持つ。
③ 分からない・知らない事を罪にしない。
これらはもしかしたらチームをつくっていく上で当たり前の事を書いているように見えるかもしれません。
しかし、実際に実現するのは非常に難しく、実際にできているチームは少ないのが実情だと思います。
なので、Liboraでは、チームとして理想を追い求める中で障害となる壁を取り除き、メンバー全員が楽しく働ける世界観を目指しています。
役割と上下を切り分けれない現状
会社の組織風土もあると思いますが、これまで関わらせて貰った多くの会社では役割で上下ができている事が多くありました。
例えば、
・ 絶対的権限を持つマネージャーが全てを決めている
・ チームで過度にデータサイエンティストを崇め奉っている
・ 営業の強すぎるチーム・エンジニアの強すぎるチーム
等々...
上手くいっているチームもあるかもしれませんが、
上記のようなチームの多くはどこかで歪みが生じ、破綻する事が多いです。
誤解を生まないために書いておきますが、
「全てを民主主義的に平等に投票して決めるのが良い!」とか、
「全ての仕事を全員でやっていこう!」とは思っていません。
特に会社においては、最終的に決定する権限を誰かが持つことは必要ですし、タスクを分割化して割り当てる事は必要不可欠です。
ただ、そこに人格的な上下関係や支配的な上下関係を作ってしまう事が問題だと感じています。
チームを変えるのは誰か
私は『チームはチームメンバーのものだ』というのが信念です。
マネージャーのためだけにあるものでも、会社のためだけのものでもありません。
なので、チームは全てのチームメンバーが行動を起こし、改善していく必要があると考えています。
更に言えば、個人が変えられるのは自分自身だけだと考えています。
他のメンバーの行動を変えることもあるかもしれませんが、それはそのメンバーが変わったのであり、基本は自分が変わることが前提だという考えです。
このことから、Liboraは各個人が成長を行いやすい環境を整えることで、チームに正のループを産もうというプロセスを取っています。
今後のLibora
実はLiboraは2019年10月にe-Learningの一括検索サービス『LIBORA』をリリースしています。
このサービスは、
個人が自己成長のために学習しやすい環境を作るために、まずは教材を探しやすくしようという想いから開発・リリースしました。
現在は、より『チーム化』に重きを置いて新サービスの開発をしており、6, 7月を目処にリリースを予定しています!!
現在Liboraでは、一緒に戦ってくれる仲間を募集しています!
もし、少しでも興味を持っていただけましたら、山下のTwitter(@LiboraPacabro)にDMをもらえると嬉しいです!
(まだないですが、Wantedly等も随時開設予定です)
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