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BYE-BYE SNS.

どうも。

JUJです。


前回、ボクのSNSとの出会いからボク自身とTHUGS MANSIONのSNSとの向き合い方、今後の立ち位置をお伝えしました。
※まだご覧になられていない方は、前回から続けて是非ご覧ください!


続きの前に、THUGS MANSIONが少し前進した事を共有させて下さい!!

ずいぶん前に、商標登録の事を少しお話したのを覚えていますか?
昨年、ブランド立ち上げと同時にブランドロイヤリティーを高める為に、日本での商標登録を進めていました。(今後は海外を目標にしています。)
商標登録についての説明は省略させていただきますが、簡単に言うとブランドの文字(ロゴ)を使用していいのは、会社(又は個人)のみですよー!勝手に使用してはいけませんよー!っていうやつです。

ですので、”THUGS MANSION”という表現、文字(画像)等はボク達以外使用出来ず、日本で唯一無二のブランドとして存在している事になりました!
ヒューヒュー!フー!!イエーイ!

失礼しました。
このTHUGS MANSIONの商標登録ですが、調査の段階(審査通過の可能性、いわゆる確率を調べること)で、結果がB判定で50%の確率で通過又は却下されると言われてしまいました。なぜB判定だったのかはご想像にお任せします。笑
なので、申請するときかなり博打みたいな感覚だったんです。(申請でそれなりの額かかるんですよ。笑)もう神頼みそのもの。申請と入金してから毎月ソワソワしていました。
なので、申請が通った時は思わず「ぐう〜〜。」って声が出ました。そのあとは小さくガッツポーズ。笑



このブランドロイヤリティーをさらに高めていける様に、ボク達は日々精進して参ります!!



商標登録ロゴ



少し生々しいブランド設立の内容でしたね。
こんな話ってしなくてもいいし、むしろしていないことの方が多い。というかそれが普通。だけど、ボク達がなにで躓いてどう解決したかって事に、生み出す作品達の持つ”STORY”の深みになったり、目に見えない色やパーツになっていくとボクは強く思っています。

そしてもう一つ。

「越えられない壁は神様は与えない」

使い古された表現かもしれません。ですが、ボクはこの言葉に何度救われたかわかりません。「己で選択し、己で歩み、己で生きる。」
人生は選択の連続。選択肢のない人生はボクはつまらない。違う言い方をすると、選択肢を生まない脳は死んだも同然。常に思考を巡らせ選択肢を増やし、そして選ぶ。さらには、目の前に転がるチャンスを見逃さ無い。その為に常に周りを見渡し、必要であれば環境や生活をも変化させる。












ボク達THUGS MANSIONは、スタートラインに名前を呼ばれてた。
果てしない道の遠くに、薄っすら遠くにハードルや壁が見えている。
そのことをみんなに知らせる為にSNSに投稿した。
知ってもらいたかった。
だって手っ取り早いし、隣のレーンのみんなもそうやっている。


「なぜ君は、SNSを開いているんだ?」

どこからか声が聞こえる。

「誰?」

「私が誰だってことは今は重要ではない。私はなぜ、SNSを開いていると聞いている。」

「みんなにTHUGS MANSIONを見てほしいから。」


「Instagramを見てほしいからブランド始めたの?」

「…違う。」


我に帰り観客席を見渡すと、仲の良い友人や家族のみんな、新しい仲間たちがいる。だけど、見ているのは自分たちじゃない。下を向いている。スマートフォンだ。スマートフォンで隣のやつとボク達が発信した投稿を見ているんだ。




「君は昔、時間をSNSに奪われたんじゃ無いのか?」

「そう。」

「次は自分の番だと言わんばかりに、君が他の人の時間をSNSで奪ってどうするんだ?」

「…気づいて欲しかったんだ。」

「時間は平等。時間の奪い合いはすでに始まっている。君が奪える時間は無いに等しい。弁えろ、痴れ者が。」

「…。」

「おまけに隣のやつは強豪だ。それと同じ事をして、気づいてもらえるとでも思っているのか?君にしか出来ないことをしない時点で見向きもされない。出来レースなんだよ。」

「デキレース…。」


確かに隣のレーンの強豪達がこの過酷なレースを制する為に拵えた乗り物は、SNSと言う名の武器フル装備で燃料という名の資金をありったけ積み込んでやがる。おまけに、バトンパスする人間が何十人、何百人、何千人いるじゃねえか。持久力無限です状態。こちとら燃料も限られてるし、極め付けはボク含めて3人だぞ?


「勝てっこねえよ…。」

「いいや。誰も持たない道具を使うんだ。若しくは、与えられた道具のカタチを変えるんだ。そして真似できないことをすれば、必ず誰かの目に止まる。そして応援してくれるはずだ。」

「誰も持たない道具。カタチを変えろ?真似出来ない走り方…。でもどうやって?」

「考えろ。深く。緻密に。学べ。そして疑え。自ずと答えが見つかる。」

「 ………。」




ボク達は、SNSという時間搾取装置の破壊して、カタチ変えるんだ。
いや待て。というかその前に、「ブランド対抗 チキチキ! 誰がInstagramで時間奪えるか選手権!」みたいな、クソみたいな事やりたくてこのTHUGS MANSION始めたんじゃねえ。こっから脱却して、この狂おしくも美しい世界に目を向けるんだろ。まだ見た事ない景色見に行くんだろ。
そう自分に言い聞かせ、ペンとノートを手に取った。

まずは、相手の乗り物や戦い方を学んでいく。 
あっちは最先端型の電気がエネルギー源。なんならハイブリッドか。あいつはハイオクでイケイケだ。あっちはディーゼル、燃費は良さそうだな。おいおい、馬もおるやないか、かっこええのう…。けど、馬死んだら終わりだな。


しかし、ボク達は燃料いわゆる資金を持ってない。
この世界を自由に回れて、燃料使わない乗り物ってなんだ?







「船だ。船に乗って行くんだ!」

「燃料はどうするつもりなんだ?」

「燃料なんていらない!帆船にするんだ!風を利用して進めばいい!戦わないと言われれば嘘になるけど、同じ場所で同じ戦い方はしないってこと。」



ボクはまずその設計図を書こうと決めた。そして、誰も持た無い道具を探し、すでに与えられてた道具の使い方を死ぬ気で学ぶことを決めた。



「…出来た!!この設計図が輝く時、ボク達が前を向いて進んでいるってことを、誰かが顔を上げてどこにいるかを探してくれる!」

「悪くない。だけど甘いね。他の強豪達は圧倒的な人員とクオリティーで延々とSNSに投稿を続け、君達の設計図を無かったものにする。」

「…音だ!音を鳴らせばいい!!心地良いmelody、思わず躰が揺れてしまうよなbeatを鳴らして気付いてもらうんだ。」

「音楽アーティストでも雇うか?おまけに風がない時、それが続いたら君達は進む事が出来ないじゃないか。」

「簡単だよ。作ればいい。そして休めばいい。晴れた日には鳴らした音楽を確かに感じながら、景色を眺めればいい。雨の日は、小説でも読めばいいじゃないか!珈琲片手にさ。」



ネット社会の進化、技術の進歩は尋常では無い速さで進んでいる。生活を豊かにし、人と人とが繋がり、手軽に情報を得ることが出来る。その内日本でも無人の車やバスが走り初める。モノが空を飛び、一瞬で行きたい場所に行け、安価で家を建てられる時代が来るだろう。
SNSもその進化の一つ。いちビジネスに利用するならば、効果的な写真を投稿して会社やブランドの認知を最優先とする。はたまたそのフォロワーの数で物事の価値を図り、人の時間を奪い合う。自分の時間をも奪われている事にすら気づぬまま。
ボクのInstagramのフォロワーは41人だ。他人が言うには価値が無いらしい。だがな、これだけは確信している。

”フォロワー数は幻想で、安心出来るただの麻薬にすぎない。本当の価値は目に見えやしない。"

それともう一つ。
人は、一生懸命頑張りすぎだ。特に日本人は勤勉が故、その身を犠牲にしてでも会社に忠誠を誓い働き続ける。その賜物が100円から始まる溢れかえるモノ、モノ、モノ…。有難うと心から感謝したい。
だが、その溢れかえるモノはどれが100円で、なにが10,000円か検討も付かない。”高かろう良かろう”とか”安かろう悪かろう”の時代は、とうの昔に終わってんだ。もしボクを疑うのならば、そのスマートフォンで調べて見て欲しい。知らない方が良かったと言う人もいる。それ程狂ってる。

何度も言う。いや、言わせてください。ボク達は隣のレーンの強豪達を、心からリスペクトをしています。あなた達先人達に尊敬の念を持っています。だから、あんた達を越えなきゃいけないのはわかっている。だけどな、あんた達の築き上げた牙城をぶっ潰す為にこのブランドTHUGS MANSIONの狼煙を上げた訳じゃない。


「あんた達が見た事ない価値と景色、見つけに行くんだ。」


「仲間と一緒に。」





いかがだったでしょうか。ボクは普段、自分ともう一人の批判的な思考をする自分を存在させて、言葉のキャッチボールや千本ノックを行います。 

前回の記事では、喋り言葉から主観に入らせる様な書き方をしたので、続きを演出する為に少し物語調にBlogを書き進めました。 
んで、そんなボクの頭の中での工程を丸まんま切り取って、なぜSNSから脱却して、そのツールですら破壊しようとし、ついでに設計図描いてデザインにしちまおうと思ったかを、少しでも面白く伝えてみたくて、今回はこう言う表現方法にしてみました!

お付き合い頂き有難う御座いました!

これからこの下に登場する設計図は、私が実際にペンを取り描いたものです。それに、デザインチーフのKSMさんがデータ化と着色をしてくれました。いつか、この内部の話や設計秘話を記事にしたいと思っています!その時はぜひお付き合いください。


ではボク達が、いや、これを読んでいるあなたが乗る、誰も描けない船の設計図をお楽しみ下さい。









TM SHIP 【完成版】








この設計図が光る時、 SNSをスクロールする手を止め耳を澄まして下さい。そして、風が無い優しい日には、小説や本を手に取ってゆっくりと過ごして下さいね。


そしていつか、こう口にして下さい。




「BYE-BYE   SNS」と。






光る場所は、また後ほど。


「それまでご機嫌よう。」





愛を込めて。
PEACE









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