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【FTM】言語治療

みなんさん、こんにちは。
今日は香港で治療の一環として以前行っていた言語治療についてお話しようと思います。

日本ではあまり聞きなれない治療だと思いますが、香港ではFTMでもその治療の一環として言語治療を受けることが可能です。

【なぜ言語治療を受けるのか?】

・ホルモン注射がまだできないけど、
 声を低くして話したい。
・ホルモン注射を始めるけど声がつぶれないように
 トレーニングしたい。
・不自然な声ではなく、男らしい声にしたい。

理由は、こんな感じです。FTMらしい声ではなく、男らしい声にしたい。の部分ですが良くFTMでホルモン注射打ってるけど男らしいというよりか、なんだか不自然な声と感じる時はないですか?

眼をつぶって声だけを聴いていてもなぜか男らしいではなく、なんか変みたいな。

言語治療の先生いわく、声が変わろうとしている期間(ホルモン注射打ち始め)に男の声帯の使い方をしないと声が低いけど女の声帯の使い方で声を出してそれが習慣化されるためだそうです。

自分もホルモン注射打つ前と、打ってからしばらくは時々通っていましたが当時ビザの問題があり途中でストップしてみました。

でも、今考えると日本にいたら言語治療なんてしなかったしこういったのも海外にきたから経験できて自分の知識として学べたなと感じています。

特徴的な、男の声帯と女の声帯の違いは
こんな感じです。

・文の語尾があがるのが女性、下がるのが男性・男性の声は胸から声をだす(胸あたりに振動がくる)、
 女性は鼻のあたりから声を出す。

自分が、治療するにあたってこの2点を特に練習しました。
普段は意識しないことだけども、意識をして誰かが話しているのをみたり、この人の声ちょっと変だなと感じる人を見るとよくわかると思います。

そして、1つ気が付いたのは海外(欧米人)のFTMの人の声って完璧な男の声なんですよね。

YouTubeとかで調べればわかると思いますが、ルックスも声も完璧な男の人が多い印象です。

英語だと話し方の違いにあまり大差はないのかなーと思っています。(本当の事はわかりませんが。。。)

そして、香港だと広東語がもともと低い声(鼻を振動させてどうのこうのっていう音の出し方です(笑))なので、FTMの人の声はあまり違和感ないかなーと感じますが、MTFさんは広東語を話すときに女性らしい声ではないかなーと感じます。

しかし、自分の友達に香港人の日本語を話せるMTFさんがいるのですが、日本語を話すときは女性らしい声で広東語を話すときは女性らしくはないかなといった感じなので、言語やその言語をどう学んだかで話し方など変わるんだなーと思いました。

少しの意識で、実は気づかないうちにパス度があがったりするかもしれないので、みなんさんもぜひ試してみてください。

じゃ、今日はこの辺で(^^)/

道-MICHI-



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