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趣味への理解

スポーツ・音楽・読書・ゲーム・車…何かしらの趣味をお持ちの方。
どんな趣味にも時間かお金、もしくは両方が必要ですよね。
家庭を持っている場合は、自分の為に使える時間もお金も限りがあります。
一定の理解が得られなくて、趣味を諦める事もあるでしょう。
私はそういう方々とそのご家族に、趣味って思っている以上に大切ですよとお伝えしたくて、この記事を執筆しました。
是非ご家族みんな読んでいただきたいと思っています。

趣味が無い人諦めた人へ

仕事があるうちは特に困らないでしょう。
せいぜい週に1〜2日やる事が無いだけなので、仕事の疲れを癒したり、普段きちんとやれてない家事をやったりで休日なんてすぐ終わり。
けれども定年退職した後のことを考えてみて下さい、月曜から日曜まで毎日がお休みです。それが10年以上続くのです。
退職してたくさん時間ができてから始めるって、既に決めている方は良いのですが、そうでない方はどうでしょう?
リアルに想像して、それは辛いと思った方は、趣味を探しましょう。

趣味ってどう探すの?

そもそも見つからないから趣味が無いんだよって声が聞こえてきました。
そうですよね、おっしゃる通りです。
私がご提案する方法は、1ミリでも興味が湧いたものは全部やってみる
探す=試すなのです。
情報を調べる時の「探す」=本やGoogleで「検索する」というのは皆さん理解していますし、実行できているはず。
なのに趣味に関しては、試してもいないのに見つからないと言う方がいます。
それはGoogle検索もせずに情報が見つからないと言っているのと、ほぼ同じ事の様に思うのです。
食べ物だって実際に食べなきゃ味がわからないし、音楽だって聞いてみなきゃ好きか嫌いかわからない。
とにかく視界に入ったものは片っ端から手をつけてみて、合わなければやめれば良いのです。いつか好きになれるものに出会うでしょう。

理解されやすい趣味されにくい趣味

「価値観は人それぞれ、違いを互いに認めましょう。」
「自分の価値観を押し付けない、他人の価値観を否定しない。」
これ、なかなか浸透してないんですよね…。
例えば読書は素敵な趣味、良い趣味ですねって言われやすいです。
それとは逆に、賛同されにくい趣味もいくつかありますね。
ここではボディメイキング、筋トレをとりあげます。
意外かもしれませんが、筋トレに対して理解の無い方が一定数います。
理由は、生活全てに影響が及ぶからです。
ボディメイキングは筋トレだけやっていれば良いわけではありません。
食事や睡眠にも気を付けますし、お酒も控える必要があります。
筋トレの時間をつくるだけでも容易じゃないのに、食事にまでこだわり、お酒の付き合いも減らして早寝する。それが、一緒に生活する家族や友人に理解してもらえない理由なんですよね。

理解してもらう為に

1、仕事→家事&家族との時間→筋トレの時間
仕事はしなければいけない、家事もしなければいけない、家族との時間は大切。
この他になんとか時間をつくって筋トレします。
2、食事を用意してもらわない
例えば普段奥さんが食事を作る、親が食事を作る場合。
「平日は自分の分は用意しないで大丈夫だよ」って伝え、自炊でカロリーコントロール。土日だけは家族と同じメニューで一緒に食事を楽しむ。
普段から自分が食事の準備をしている場合は、いつも通り家族の食事を作り、別で自分の分を作る。そして週末は一緒に食事を楽しみましょう。
3、費用をポジティブに捉えてもらう
完全な趣味娯楽費用ではないと理解してもらうのです。
この趣味は、そのまま自身の健康に繋がっている。筋トレと食事管理で心身ともに健康でいられ、病気のリスク低減にも寄与している。
そのため実際には食費・予防医療費を兼ねていて、100%娯楽費用ではないと説明しましょう。
4、友人との付き合いもバランスよく
お酒は筋肉に悪いというイメージがある為、完全に禁酒する人がいます。
お酒が筋肉に悪いのは、筋肉を分解するからではありません。
筋トレ後の筋合成を妨げるからです。
筋トレをして栄養摂取して、筋肉が合成しているところにアルコールが入ると、合成の働きが阻害されます。
逆に言えば筋トレをしていない日なら、そもそも筋合成も働いてないので、阻害も無いわけです。
飲み会の日に筋トレOFF日を合わせれば参加できますよ、楽しんできて下さいね。

全てが人生の必須要素

仕事・家族・友人関係、これらと並んで人生を構成する必須要素に、趣味がある事。是非このことを理解して欲しいです。
周囲に迷惑をかけずに続ける事、そしてそうやって好きな事を続けている人を認める事、それが広く浸透していけば素敵だなと思います。



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