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麦酒

仕事を終えると今日は無性に酒が飲みたいと思った、そこで友人に連絡するとちょうど近くにいるとの事で19時に待ち合わせをし電話を切った。

居酒屋につくとまず最初にビールを注文する。
煙草に火をつけゆっくりと肺にいれ注文したビールを待つ、そうしている間にテーブルにビールが運ばれてきた。ジョッキは冷えていて凍っている、中には黄金色の液体と晴れた日の雲のような白い泡が入っている。
友人とジョッキを突き合わせ乾杯しグッと三口ほど飲むと、白い泡の柔らかい壁の向こうから黄金色の液体がぱちぱちと踊りながら喉へと流れ込んでくる。
この瞬間がたまらなく良いのだ、なんと表現すべきか分からないがとにかくたまらなく良いのだ。


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