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"わたしを生きている”という実感が満ちるコミュニティをつくりたい

実現したいビジョンである、女性のためのコミュニティ&将来的にはリアルな場もあるRosa Mare(ローザマーレ)

なぜRosa Mareをつくりたいのか?

ある人に「Rosa Mareは、美有紀さんのこれまでの人生の集大成なんですね。」と言われました。

自営業の親の元に生まれたこと、長女&優等生タイプで息苦しかった子ども時代のこと、専業主婦時代のこと、離婚後、人生を立て直すために入社した外資系保険会社で馬車馬のように働いた時代のこと。

確かに、そのすべての経験から生まれたビジョンだと思います。

だから

なぜRosa Mareをつくり育てたいのか?の答え、そして、Rosa Mareで女性たちに提供したいものの答えは、一つではないのです。

でも、そのいろいろなものを結晶化させていった結果、そこに集う一人ひとりの女性が ”わたしを生きている” という実感をもって生きていくサポートをしたいからという答えにたどり着きました。(この答えに行き着いたのも、二人の女性のおかげ。私自身、女性同士の関わりが生みだすものを実感しました。)

わたしを生きている実感って?

わたし自身が、初めて”わたしを生きている”と実感したのは、離婚して、子どもたちとも離れてしまい、人生のどん底の時でした。

お金もない、仕事もない、子どもたちも失ってしまった(…かのように思ったていた)親や姉妹との関係もこじれてしまい、ボストンバッグ一つで放浪した挙句、胃痙攣を起こして病院に駆け込み、入院。

退院した日、駅のホームで

本当に何もなくなった…

と実感した時でした。

目に見える風景が、まるで雨あがりのように鮮やかに感じられ、自分の存在の輪郭もはっきり感じられました。そして、とても穏やかで満たされた感覚に包まれました。細胞の一つ一つが、生きている感じ。

あー、わたしは、本当に何もなくなったけれど、これから本当にわたしを生き始めるのだと思ったのを覚えています。

そんな思いになったのは、それまでの私があまりにも自分を生きていなかったからだと思うし、それからも、迷ったり、悩んだり、自分の輪郭があやふやになったり…一歩進んで二歩下がることも多々ありましたが…

今は、自分が大切にしたいものを大切にして、人生のどこを切り取っても、わたしを生きていると感じられています。もちろん、今も悩むことも落ち込むこともあるけれど、それも含めての実感です。

すると、あたりまえの日常に、あの時の感覚が訪れるのを感じます。料理をしている時、洗濯物を干している時、仕事をしている時、庭で雑草を抜いている時、家族と散歩している時、何気ない日常が鮮やかな時間になります。

わたしを生きている人は美しい

私は、主に傾聴することを通して、人が本来のその人らしさを発揮して主体的に人生を生きていくことをサポートするコーチングのコーチという仕事もしています。

その中で(あっ、今、本来のこの人が生まれた)と感じる瞬間があります。その姿は、とっても美しくて感動します。まるで、きれいな風景に出会った時のよう。尊敬する先輩コーチも同じような表現をしていたので、私だけの感覚ではないかと思います。

私たちが自然に感動するのは、そこに濁りがないから。ピュアな本質の美しさがそこにあるからだと思います。

それは、私たち人間も同じなんですよね、きっと。

だから、女性が人生のどこを切り取っても”わたしを生きている”と実感するような生き方をしていったら、その輝きは周りに広がっていって、きっと世の中を、より良く、たおやかに変えていく力になると信じています。

そして、そんな女性たちが、集うコミュニティ&場って、すごくイキイキとして楽しそうです。

で、どうやって!?

ってことなんです。

そんなことを、どうやってやるの!?

何をどうしたら、そうなるの!?

このことをずーっと、何年も考えてきて、いろんなアイデアを閃きました。もう十分考えたと思いました。

が、私のようなビジョンタイプの弱点(いや、私だけかもしれません。。。)実際に運用しよう!現実に落とし込もう!とすると、抜け漏れや、具体性に欠ける部分も多々あり…いろんなことが起きます。それで、いろいろな女性たちに力を借りながら、Rosa Mareを育てている日々です。

とにかくRosa Mareという命は生まれました!

先日、種から根っこがようやく生えたと表現しましたが、まだお腹の中にいる胎児の状態という方がしっくりきます。胎児だけれど、可能性を秘めている素敵な子です。この子が、どんな子なのか、引き続きご紹介していきたいと思います。

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