ふわふわと浮いているみたい。雲の上でも歩いているのかと錯覚してしまう。隣にいる君がこちらの顔を覗き込む。会話はない。ただ、見つめ合うだけ。赤くなった事に気付かれないように顔を逸らしてしまう。君はこちらに近づき私の頬に手を当てる。冷たい。心臓の音が煩い。 理性なんてとうに無くなっている。君の全てを奪えたら。私を見つめるその顔も、甘ったるい声も、血管が浮き出て骨ばったこの手も、全部独り占めしたい。 ああ、これは夢だろうか？いつもの君は私のことなんて興味無いみたいにあしらうのに。こ
貴方はもう私の事なんて思い出さないかもな。 未練はないけれど、ふと思い出してしまうと苦しいな。
連絡を待ってたりしないかな そんなわけないよな馬鹿だよな 連絡してくれたらすぐに返事するのに 私からはできない 意気地無し
最近は何かしていないと落ち着かない。 やることがなくてソワソワしてしまう。 一人でゆっくりした時間を過ごしたいと思いつつも、誰かと居たいと思っていたり。 今まで一人の時間が少なかったからだろうか。 明日は外にでも出てみようか。 こんな色付いた街中に出掛けたら嫌になるかな。 もし貴方が隣にいてくれたらどれだけ幸せだろう。 貴方の彼女でもないのに隣にいられる訳ないか。 聖夜なんだ、もしかしたらあるかも、なんて。 やっぱりそんな訳ないか。
平然を装ったつもりではいる。 気づいているのだろうか。 私の心臓のBPMは190になったぞ。 某歌手もこんな気持ちだったのかと考えてみたり。 ずっとドキドキしてて。 変に意識して上手く話せなかったな。 変に思われたかな。 貴方はきっと覚えてないかな。忘れてしまうかな。 環境が変わればこんなにも気持ちが顕著に現れてしまうなんて。 ちょっと寒さにやられそうで温もりを感じたいかも。 会いたいって行ったら迎えに来てくれるかな。 そんな夢みたいなこと起きるわけないか。 もう、夢で会
好きって言ったら終わらないですか？ また 幸せになれるよ、なんて言って突き放さないですか？ 期待して、すぐ落ち込んで。 なんて、私が勝手に期待してただけか。 貴方にとっての私は一体何なんですか？ 誰にでもこんなこと言うわけじゃない。 貴方だからこんなに悩んで、苦しくなって。 それでも貴方に近付きたい。貴方をもっと知りたいなんて、馬鹿みたい。 こんなこと言ったって、また突き放すんでしょう？ また、無かったことにするんでしょう？ 愛が無いなら重ねないで。 想いが無いなら探らな
間に受けなければよかった。 こんな気持ちになるなんて。 余計に忘れられなくなって。 本心なんて言うものじゃないな。 信じてしまったの。 隣にいれたらそれだけでよかったのに。 どうしようもないことくらいわかってる。 ああもう振り返ればやたらと綺麗な思い出ばかりだ。 もう一度手を握り返してよ。 もう、いいか。もう無理か。
貴方が好き。 それは恋愛的なものなのか 人としてだろうか。 思い出に縋っているのだろうか。 周りを気にせず貴方と会いたい。 けど 関係が崩れていきそうで。 貴方も友達も大切にしたい。 わがままだね。 結局のところ貴方とどうなりたいのだろう。 現状維持か 一歩先か。 考えても考えても 一歩踏み出す勇気は私にはなくて あの頃は自信に満ち溢れていたな。 幼かったな。 羨ましいな。 貴方に会える理由が欲しい。 なにもなくても ずっと一緒にいられる理由が欲しい。 会いたいっ
貴方と出会うのがもう少しだけ早かったならば、 貴方と出会うのがもう少しだけ遅かったならば、 貴方の隣にいるのは私だったかな。 貴方の好きな歌を覚えて、話を合わせて、 笑いあっているだけでも 幸せだったな。 何年経ったって変わらないのに。 あの日のあの場所でまたやり直せたら。 忘れるかな。忘れないよな。 貴方ほどの人はどこにもいないよ。
久しぶりに貴方の夢を見た。 話しかけようとすると、あからさまに避けられて。 全然目が合わなくて、変によそよそしくて。 夢だから、貴方の思ってることがわかってしまって。 やけに現実味を帯びていて、とても辛い。痛い。 あの時みたいだ。 どうせなら優しい夢を見せてくれないか。 嫌な夢のはずなのに、夢で会えただけで嬉しいなんて。 忘れようと思う時ほど貴方の夢を見てしまう。 ずっと忘れられなくて。 本当に馬鹿な私。
あれが最後になるとは思ってもいなかった。 急に終わりが来て。 最後に何も言えなくて、やり切れない感情だけが残り続けて。 私の気持ちを攫ったまま、 あっという間に見えなくなったね。 私は何も出来なかった。 私の気持ちがどれだけ変わらないとしても、 貴方が同じ気持ちじゃないと意味なんてなくて。 貴方の気持ちが薄れていくのに気付いてたよ。 それでも最後まで何も出来なかった。 貴方に嫌われたくなかった。 まだこんなこと考えてるなんて知られたら、 もっと嫌われるのかな。 また
ふと会いたくなるのは何故だろうか。 元気にしてるかなとか、夢は叶ったかなとか、今は何してるかなとか。 後悔ばかりが今更募っていって。 あの時もっと笑えていれば、 あの時引き留めれていれば、 ちゃんと伝えていれば、今もまだ隣に居れたのだろうか。 あの時の私はまだ子どもで自分勝手で、 たくさんの我儘で貴方を困らせて、傷付けて。 今ならきっとあの時の私たちよりは上手くやっていけるよ。 なんて、冗談だよ。 あの頃の2人に戻ろうなんて思わないけど、たまには私のことを思い出して、
何をしても満たされないような、 心に穴が空いてしまったような、 これは一体なんだというのか。 友人とご飯に行きたくても誘えず、 食べるのさえ億劫になりただ時間だけが過ぎていき、 また、眠りにつく。 誘ってくれたら、なんて考えたって、そんなことあるわけなくて。 また、勝手に哀しくなって。 誰かに気付いて欲しくて。
見つめあって、信じあって、 恋に落ちてみたかった。 瞳をのぞいて、 手を繋いで、 愛を知ってみたかった。 サヨナラなんて言わないで。 言わせないで、 嘘でもいいと抱きしめて、 オトナになりたいよ。 また朝が襲ってきて、 貴方をいつも救えなくて、 私の言葉は届かなくて。 癒えない気持ちが閊えて 泣いてしまいそうで。 色褪せない様にまた、夢を魅せてほしくて。
「君だけだよ。」 なんて、子供騙しな嘘さえ言われたことはなかったけど。 ひとり寂しくなってたのは、きっと私だけだろう。 ずっと捨てきれなくて。 等身大の歌に縋って今でも泣いてしまう。 意味の無いことばかりで満たして、 最低だって言ったって、貴方に愛されたかった。 幸せになってね。元気でやってね。 好きだけど、もう耐えられそうになくて。 ごめんね、 もし、もしも貴方が私を選んでくれてたらなんて。 考えても無駄か、
コスパの悪い恋だった。 どれだけ払っても愛にならなくて。 簡単な恋に染めても、 複雑な愛に触れても、 嘘の温もりに勝てなくて。 どうだってよかった。 どうだってもうよかったよ。 付き合うことだけが恋じゃないって、 わかってても貴方のものになりたかった。 この思いを全部飲み干してしまいたかった。 貴方といると一生分の幸せをもらえたけど、一生分泣いた気がする。 本当に、本当に、大好きだった。 酷い扱いも散々されたのに、私の全部を捧げていいくらい愛してしまった。 もう一度出逢
