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【時は金なり】猪突猛進デザイナーの「リアル」な時間の使い方。

数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。
猪突猛進デザイナーこと、Liall.のshibutyaです。

みなさま、夏本番ですね!世間はコロナで中々お出かけ…という訳にはいかないですが、このお休みの時期に「デザインを初めてみよう!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まだ、駆け出しデザイナーで実績がない
自分のデザインに自信を持つことができない

という方はぜひ、前回の記事をご覧下さいませ!
自身の実体験を元に記載したため、かなり濃い内容となっております。

もちろん、駆け出して案件を獲得されてお仕事をされている方の中には

時間が全然足りない…

という方もいらっしゃるかと思います。ちなみに私は毎日そう思っています。
「無限の体力と精神力が欲しい、あるいは影分身ができるようになりたい」とよく言っていますが、先日「人間やめるの?」と言われました。いいえ、やめません。

そんなあなたに今日は「現役デザイナーのリアルな時間の使い方&頭の中」を大公開したいと思います。

0.そもそも休みは存在するのか?

いや、ちょっと待て何言ってんのという言葉が飛んでくるかもしれません。
まず前提として物理的な「休日」は存在しています。(休日が存在していない会社にいる方は、まずこのnoteを読む前に退職届を会社に提出して、どうぞ。)
しかし、デザイナーの頭の中は「ほぼ休んでいません」。(私の場合です)

例えば、一つのデザイン案件があるとします。その案件の納品日やスケジュールが決定していたり、お客様とのコミュニケーションがスムーズに行うことができているとします。それでも、私は「心配」になります。これは性格からなのかもしれませんが極度の「心配性」なのです。

そのため、初稿データを送信してからも、

お客様の元にちゃんと届いただろうか…
意図に添えたデザインはできているだろうか…
あまりの稚拙さに失望していないだろうか…

と余計な「心配」をしてしまいます。そのため、仕事の納品が完了するまで、常に頭の片隅では「仕事」のことを考えています。ある意味、休めていないかもしれません。

実際、切り替えがうまい方は「仕事とプライベートのオンオフ」をガチャっと切り替えができると聞きますが、どうも器用ではないのでできません。なので、「頭の片隅に仕事のことを置いておく」ことが習慣になりました。慣れるまではかなりストレスでしたが、最近は「頭の中でタスク整理」ができるようになり、効率化に繋がりました。

脳のキャパに余裕がある方には、「365日脳内勤務」ぜひオススメです!
(無理に行うのはおすすめしません笑)

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1.じゃあ、休日は何をしているの?

正直にお伝えすると「寝てます」
…とお伝えするとここでnoteが終了してしまいますので、もう一つ行っていることを紹介します。それは「本気でクリエイティブ」です。

例えば

・Twtterに1日本気で取り組む
・インプット&アウトプットを本気で行う
・データ整理や部屋の片付けを本気で行う

などです。大事な部分は「本気」ですね。
「データ整理」や「部屋の片付け」がどこかクリエイティブなの?と思われるかもしれません。これはデザイナーあるあるなのですが、データの修正を行いすぎて、大量の謎データがデスクトップに転がりがちです。
例えば、

(最終稿)0000_データ名
(最終稿2)0000_データ名
(ラスト原稿)0000_データ名

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(いや、どれが最終データやねん…)

となる訳です。こうなると、「あの時のデータ下さい」とご依頼があった時にスムーズにデータのお渡しができない可能性が出てきます。それを防ぐために定期的に「データ整理」が必要になります。まさに「部屋のお掃除」ですね!

そのためにフォルダの階層やファイル命名規則を決めたり、いらないデータを削除したり。そうこうしていると、過去に作成した没データから「新しいアイデア」が生まれることがあります。これも立派な「クリエイティブ」です。(実際に仕事で役立ったことが複数回ありますので侮れません…!)

みなさんの身近にもたくさんの「クリエイティブ」が溢れているかと思いますので、どんどん拾って見てくださいね!

ちなみに、私はいつでも集中力0なので、こうしたデータ整理の際は好きな音楽をかけながら整理しています。最近はこちらをよく聞いています。

TRFっていいよね!


2.仕事中は脳内どんな感じ?

「デザインのことか今日の晩御飯何かな〜」ぐらいしか考えておりません。が、もう少し具体的にお話したいと思います。

大きく3つ考えながらデザインを行っています。
一つ目は「スピード感を意識」することです。
例えば、「2週間で名刺を作って欲しい」と依頼があった時、みなさんはどうスケジュールを組みますか?私の場合はスタンダードでこうします。

1日目:デザインラフ・書類関係作成
2日目:書類関係の送信、お客様にデザインラフをチェック頂く、フィードバック
3日目:本データ送信(1回目)、フィードバック修正(修正1回目)
4日目:本データ送信(2回目)、フィードバック修正(修正2回目)
5日目:OKが出れば即納品、書類の確認
6日目:(不備がないかなど確認)
7日目:納品完了(予定)

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(圧倒的スピード感…!)
基本的に「言われた納期の半分で納品すること」を目標としています。
もちろん、お客様のご都合もあるため、一概にこのようにできるとは限らないですが、基本的には前のめりに進めるようにしています。

特にデザインラフと本データ送信1回目は「70%ぐらいの完成度でできる限り早く出す」ようにしています。ここに時間をかけてしまうと、万が一デザインイメージが大きく異なっていた際に手戻りが大きくなってしまうため、できる限り「一度お客様に見て頂く」ことを意識することをオススメします!

二つ目は「一つの案件に時間をかけすぎない」ことです。
私の集中力は持っても「3分」なので、短期的にパッと決定&即行動が多いです。そのため、必然的に「沢山のお仕事をこなそう」というスタンスになりつつあります。
これは手を抜くということではなく、「効率的に行うことで自分もお客様の時間も大切にする」ことを意識しています。

三つ目は「レスポンスを早くすること」です。
社会人なら当たり前では?と思われるかもしれませんが、意外と意識を緩めるとできなくなっていることがあります。私自身、連絡したつもりになっていたり、つい後回しにしてしまい「あの件どうなった?」と言われてしまうことがあります。しかしそれでは遅すぎますし、意識として「全く足りていない」状態です。

スキルで勝負できないなら、「レスポンスの速さ」で勝負する。
別の土俵で勝負するには、誰でも簡単に始められるのは上記かと思います。実際に、レスポンスが早いと、こちらの熱量が伝わりやすくなり、よりお客様からの熱量を頂けることも多いです。

デザインとして表面的な部分だけを見せるだけでなく、裏方のこうした「地道な積み上げ」が信頼へと繋がるように、最近感じています。

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どうせなら最高に「楽しもう」!

3.できることからコツコツ継続してみよう!

いかがでしたでしょうか?
私のようなポンコツデザイナーでも、少し「時間の使い方」を意識しただけで仕事の効率化が進んだり、一日にこなせるタスク量が増やせたりと、変わることができました。最初から大きな目標を立て、それをクリアしていくことが得意な方もいらっしゃるかと思います。それはそれで素晴らしいことだと思います。

もし小さくコツコツ積み上げていくタイプの方はぜひ、私の方法を実践してみてくださいね!継続することにより、1週間後には既に変化が現れてくるかもしれません。

暑さに負けず、素敵な「デザイナーライフ」を送りましょう!

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