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放課後等デイサービスの存在①

7月に入ってから焦っていた。
夏休みがやってくる!
どうしよう。どうしよう。

この記事では、
発達障がいのある子の親が抱える
夏休み期間の悩みをシェアします。

これはうちの子の場合であって、
同じように悩んでる方、
そうでもない方、
いろんな方がいると思って
読んで頂けると助かります。


保育園はもちろん、
夏休み期間なんて関係なく
預かってくれた。

小学校の時は
児童クラブがあって、
お弁当は必要だけれども、
預かってもらっている間、
仕事中も安心していられた。

中学生になると
出された課題を計画的に勉強したり
友達と遊ぶ計画をして遊んだり
部活を頑張ったり
学校やその他の活動等に参加したり
自発的に考えて行動する力が
身についているから、
見守りや支援がもらえる
環境にいなくても、
親はそこまで心配する事なく
安心して仕事をすることができる
のだろうと思う。

でも、
発達に障がいがあるうちの子は、
定型発達の子のようにはいかない。

それに、うちの子は
ペルテス病がある為に
そもそも運動が出来ない。

だから、
ほとんど運動部しかない部活にも
入ることが出来ず、
「部活をやる」という
土俵の上にも
立つことができない。

そんなうちの子を1人置いて
仕事に行く事がとても不安だった。

何故かというと、
こんなに暑いのに
室温管理ができない。
汗をかいてても暑くないという。
長袖の上着を引っ張り出して
着ている事もある。
水分も摂らない。
だから、
脱水や熱中症になるリスクが高い。

時間の観念がない。
テレビやゲームに
過集中してしまう。
そもそも時計を上手く見れない。

お弁当を準備していても
時間の管理ができないから
決まった時間に食べられない。

たくさんある夏休み課題を
どう取り組んで良いのか
わからない。
そもそも、
一学期の学習が
ついていけてないのに、
どうやって夏休みの課題が
解けようか。

これだけ支援が必要な状況に、
焦らないわけがない。

そんなとき救われたのが
放課後等デイサービスの存在。

市区町村の制度の中にある
障がい福祉サービスの一つ。

障がい福祉サービスの
児童を対象にしたサービスには
障害児通所支援と
障害児入所支援がある。

この障害児入所支援の
「医療型」のほうは、
ペルテス病で治療が
必要になった時に利用したやつ。

その時の記事がこちら↓

今回は、
通所サービスを利用するための
手続きを行なった。

正直、
手続きがとても分かりにくい。
しかも、
利用できるまでに
とても時間がかかる。

役所で
申請書に必要なことを書いて、
役所の職員が
障がいや生活の状況について
聞き取りをして、
障がいの診断書等を
申請書と一緒に提出して、
それから
指定されてる相談支援事業者
(相談支援専門員)に相談して、
うちの地域では数少ない
放課後等デイサービスの紹介を
してもらって、
子どもと一緒に見学や体験に行き、
子どもが行きたいと思った場所、
定員枠の空きがあるところに決め、
それから
相談支援専門員がデイ事業所と
連絡調整をしてくれて、
計画を作成してくれる。

ここまでも道のりが長いのに、
計画案を役所に提出したあと
受給者証が届かないと
利用ができない。

そもそも
それぞれのデイのサービスの
内容に特徴があり、
希望する場所は既に定員枠が
いっぱいだったり、
行きたいと思える場所が
なかったりする。

特性のある子どもは特に、
初めての環境がとても苦手で、
しかも、
思春期真っ只中の中学生には
何倍もハードルが高くなる。

だから正直
利用してくれるだろうかと
とても心配だった。

続きは次の回へ…

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