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手術から6日目/バイバイ

2024年4月23日(火)
朝から同室の方とお喋りが弾む。話の流れでフリフリを付けた前開きブラを見せたら可愛い~♡と絶賛してくれた。そこに入れるパットはnoteのコメントで親切な方が教えてくださったのを購入した。明日はティッシュを詰めて帰るわ~と朝からひと笑い。

体温は36.4℃。腕は前、真横ともハイタッチが出来るぐらいの高さまで上がる。けど明日退院にしては少し足りないらしい。ピリピリしたら断念してしまうもんな~。それがだめなのかな。海を見ながら行うリハビリも数えるほどとなってきた。

思えばちょうどこの半年でこれまでの人生で経験したことのない思いばかりしてきた。そう、ほんとうにこの半年。10月末に精密検査の予約をしたんだった。魔の時間→数々の検査→告知→手術。

そしてさっきついに私の身体からドレインが抜けた。

昨日夕方回診にきた主治医は傷口を確認しながら「ドレインの液は実はもう21日午後には規定数量を下回っていて、23日に退院したいなら今から抜いても良いですよ~」と言ってくれた。私は「こないだ不意に傷を見てしまいましたが、実はまだマジマジと傷口を見られていないし触れてもなくて。帰宅したら傷口や腫れのチェックとかは自分ですることになりますよね、抜いた痕から液が出てきたりなんかしたら怖いから絞り出していきたいです」と言った。主治医は「この量になったら液は体内に吸収されるのでもう外にはでません。そして傷口なんてしっかり見なくていいです!ゆっくりでいい。ここまで傷の経過は完璧です。見なくて大丈夫!任せてください」と。

そして優しくわたしの手を取って一緒にサワサワと触ってくれた。「ここ、ほら腫れてるように感じるけれど、こんな感じはね大丈夫、わかります?この感じね、大丈夫よ」そのサバザバ口調が戸田恵梨香ちゃうか?と思うほど(笑)「先生わかった、明日抜いてください」と依頼。「じゃ、その後の診察日予約も取って明日また抜きにきますね~」と言って爽やかに去っていった。

主治医がわざわざ傷を見なくていいと言いきってくれたので心が軽くなった。無理して見ないと決めた。

そしてさっきドレインが抜けた。
白い巨頭の世界再び!

院長をはじめ5人でやってきた。4月の新人医師じゃないかな?抜いてくれた医師は。他の大御所4人が見守るなかちゅるんと抜いてくれた。「とても綺麗に治っていってますね」と院長が回診してくださりワイのワイの去っていった。

バイバイ私のドレインちゃん!
もう2度とこの経験はしないだろう。

早期治癒に向け、適度な歩行とひたすら休息をとり過ごした日々とも間も無くお別れ。

ドレインとバイバイしたことからさっき
スタスタとコンビニへ向かった。
で、退院前祝いにハーゲンダッツの
いちごアイスを食べた♡

あぁ、夕飯前だった!
ごはんはいらないかもぉ。

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