2024年7月19日(金) 今年のはじめからまだ予定が決定していない段階で勝手にスケジュールにまで組み込み楽しみにしていたことがあった。 「ま大丈夫、行ける」そう思いつつもなかなかチケットが手に入らず苦戦したし、当然そりゃあ難しいよな～なんて気持ちが心をよぎったりもした。 それが突然今夜叶うことになった！ 通知を受けたのは昨夜21時を過ぎた頃。 確かに"前日の21時に抽選結果がでます！"という触れ込みの申込ではあった。 ギリギリもいいところだけどめちゃめちゃ嬉しかった
2024年7月17日(水) タモちん(タモキシフェン)を飲み始めて1ヶ月半が過ぎた。今のところありがたいことに「これは副作用です！」と言い切れてしまうほどの辛さは殆ど感じないまま過ごせている。 まあ夜が更けるにつれすぐに眠くなってくることは続いていて、以前より身体が疲れやすくなっているなぁと感じるけれど、かすみ目も手のモーンとした痺れもなくなってきた。ま、何てことないわー大丈夫。 ただ今月に入ってとても困っていることがひとつある。夜中にトイレで目覚めることが増えたこと。い
6月末の診察で傷口付近のザラザラした皮膚に塗る軟膏を処方いただき、お風呂上がりに塗っている。 鏡の前で胸をはだけ、赤黒い色の傷跡をまじまじと見ながら、何の感覚もなくなり固くなった胸にさわり軟膏を塗っていると、涙がポロポロこぼれてくる。 はじめて塗った日にそうなって それ以降意識して心は無にしているのに 私、これお約束で泣きにいってる？ と思うぐらい 毎回泣けるから笑える まるで条件反射 泣き笑いやん 流れる涙は拭わずに流す そのうちとまるし… 洗ったり着替えとか、だ
2024年7月5日(金) 今夜は梅雨の合間の熱帯夜かな。 入院の時に仕方なく購入した全くときめかない前開きブラを筆頭に、身体に負担がかからず、自分がしたいと思えて、少しでも気分が上がる下着はないかと退院直後から色々リサーチして試してきた。 恥ずかしながら私はこの段階にきて人生で初めてブラ付のキャミソール(ブラトップ？)という商品を手に取った。世間一般ではこんなに流通しているのに！よくリサーチしていくとこの類の商品は巷に溢れていた(笑) なに、この今さら感！ 傷口治癒を優先
2024年6月30日(日) 今年も半年が過ぎた 人生で一番の苦悩を乗り越え生まれ変わった半年間だった。そして6月は新たな習い事を始めたり旅をしたり、望みどおり動きのある1ヶ月に出来て大満足♡ タモちん(タモキシフェン)の服用も今日でまるっと1ヶ月経った。 主だって副作用を疑うものとしてはかすみ目かな。嫌だ、おばあさんみたい！あとはここにきて手術をした方の掌にたまに痺れを感じる。ピリピリじゃなくてモーンという感じ。これも副作用ってやつなのかな。ちがうか？いまはまだ様子をみて
2024年6月26日(水) 退院からまるっと2ヶ月 タモちん服薬から約1ヶ月 主治医との診察も1ヶ月ぶり。 主治医には予め「採血があるから早めに来てね」と言われていた。 採血は3度目でようやく採れた…。 いつものように初めに「私の腕はとても採りにくい腕で皆さん苦戦されます」と伝えた。私の腕を確認しては首を傾げる不安そうな瞳の1人目は案の定失敗した後で「やっぱり上手い人に交代します」と言って去った。失敗は仕方ないと思っている。だけど、やっぱりってなんだ。初めから自信がなか
2024年6月21日(金) 雨上がりの空に大きな大きなお月様。 なんて大きなお月様だろう。 前泊の宿に向かう道すがら。 さっきからずっと お月さまと目が合っている♡ 突如として元気ハツラツな私が病を告げられ、がんばり、今もまだ治療に励む患者さん生活が続く中で、本当にもう気分転換がしたくなった。 普段から自分が患者さんだなんてことは全く意識してない。ここはあえて書いてみたりしたけど… 胸の傷はもう殆ど痛まないし、腕の可動域も問題ない。手術した左側だけで重いものは持ってい
少しだけまえのこと 私は手術後の治療を決定するまでに 主治医による病理診断結果報告→腫瘍内科での説明→方針決定まで1週間という流れを辿った。これは一般的か？よくわからないけれど。 主治医も腫瘍内科の医師も化学治療&抗がん剤の選択を最終的には私に委ねてくれたこともあり、実は短期間で精神的にかなり参った。(1日で1キロと少し体重が落ちたほど…) 主治医の説明で自分の中で早々に答えは出ていたが、それはあまりに短絡的なんじゃないのか？ 本当にそれでいいのか？さすがにだめ、慎重に
2024年6月11日(火) 朝から夏みたいな日差し！だいすき！ 今日はお天気が良さそうだったので在宅勤務にして、よいこらと寝具を一式洗濯。 間も無くやってくる梅雨までの時間に太陽をたくさん感じておきたい。 乳がん手術直後から感じていた 冷たい感覚 そう。 冷たいものを飲んだ時に、手術した左側だけ飲み物がツーっと伝っていく冷たい感覚。 初めて感じた時は「え、なにこれ？こわい」って思わず飲むことをやめて、胸を手でおさえてしまうぐらいびっくりした。その後その感覚にだいぶ慣れ
令和6年6月6日 6ならびの木曜日、pm6時過ぎ。 タモちんを飲み始めて6日目。 あ、ホルモン剤であるタモキシフェンを "タモちん"と名付けた♡ 5年もの間付き合う相棒。可愛いニックネームをつけてあげたがどうだろう。 昨日あたりからフワっと感じてること。 ▪腰痛(生理の時みたいなやつ) ▪眠気(寝ても寝ても眠い学生の時みたい) 今朝は軽く頭痛がやってきた。ただの頭痛だと思ってる。だから、まぁこんなもんかーと受け流している。頭痛なんてこれまでもあったしな、大丈夫。 こ
2018年6月3日 あれから6年経ちました。 今朝そんなニュースが目に飛び込んできた。 その日私は東京ドームで行われたそのイベントに参加していた。 安室奈美恵さんのラストコンサート！ そうか、あれから6年経つのか。色々あったなぁ…。あまく苦い想い出も一緒によみがえる。はい、わたしはアムラーです(笑) 彼女だけではなく私にとって音楽はずっと日常にあるものだった。 そういえばしばらく音楽を聴いていないことに気が付いた。聴いていないのではなく、自ら聴こうとしていなかった。
2024年5月31日(金) 5月が終わる 後半で思わぬ治療方針の選択を強いられるという苦境にあい思い悩んだけれど、概ね当初予定通りの1ヶ月が過ごせて大満足！ 主治医と今後の治療を決定したことで 既にタモキシフェンが30日分処方されている。 その際一通り、薬と服用に伴う症状についての説明を受けた。 「一般的な更年期のような症状、ホットフラッシュとか起こる人もいます。まれにね！」 事前にホルモン治療を受けている方々の辛い体験を読んでいただけに「まれにー？？」ほんとぉ？って
突如として短期間で治療方針を決めることになったとき「私はもともといくつまで命を与えられているんだろう」そんなことを生まれてはじめて考えた。答えなんて出ないのに。 病気や治療に全力で向き合うことに いいかげん疲れてきている 患者さんになった今も ずっと健康で元気だったのに って思いが拭えないんだな 左胸のふくらみはなくなったけれど ゆっくりとなれて受け入れてきたけれど まだキュッとなることも多いし 決めたのはわたしだし 誰かのために生きていないと とか 何かをやり遂げる
まもなくホルモン治療を開始するが、このところまるで更年期のような体調が続き参っている。 まあ更年期っちゃーそんな歳！だけども。 夜中汗だくになって中途覚醒。 そしてしばらく寝付けない。 それが3日も続いている。 だから一日中眠くて仕方ない×3日… 夜中の中途覚醒は前にもあったけど… (毎晩夜中キツネの大喧嘩で目覚めたんだ) 大汗3日は初体験。 ホルモン治療で更年期のような症状がでると主治医に聞いた。 これも、そうなのかなぁ？ 意識しすぎか。 ホルモン治療。小さな１粒の
病院へ向かう車内。窓にあたる雨粒を見ながら、これでいい！とそっと呟く。 予定より早く着いた。もう一度セカンドオピニオンのレポートを読んでおこうと開いたとたんに呼ばれる。え、ほんと？何度も見返す。合ってるよ、、な。 「あれ？先生はやくないです？おはようございます。」と私。「到着確認できたから。病院なんて早く終わらせたいでしょう？」と主治医。「…でしませんよね！」と畳み掛けてきた。 「はい、しません！ちゃんと公平な頭で腫瘍内科の先生に話を聞いたし、自分のことなのでちゃんと考
2024年5月25日(土) 突風が吹いていて冷たい朝だった。 太陽の暖かさが風の強さに負けてる。 今朝は起きたら珍しくお腹がすいていた。大きなおにぎりを握った。海苔を軽くあぶって巻き付ける。おいしいな、塩むすび♡ こうして食べたいものを美味しく食べられること、そんな小さい大切な瞬間を噛み締める。 ステージ1 全摘 浸潤径5mm リンパ節転移なし 主治医から選択権が与えられた化学治療 ざっくり…悪性度は3 腫瘍内科で話を聞いたのは 1週間ほど前だった。 腫瘍内科は階
