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運命だったのかな

2024年5月5日(日)こどもの日

過去を振り返ってあの時~だったらなんて考えることは基本ない。
考えたところで戻れないから。

普段静かな我が家の近所も、遠くから帰省してきた子や孫たちの声で賑わしくとても微笑ましい。みんなでバーベキューをしているみたい。こんな声を聞くと、もしもまた生まれ変われるなら、次は全力でお母さんがしたいと思ってしまう。
わたしはずっと母になりたかった。
うん…ココまで!
思ったところで仕方ない
けれど少しだけ…今夜はそんな気分。

2022年は今振り返るととても不思議で
後に少し運命を感じるような年だった。

私はその年の夏に一念発起し、婚カツアプリを始めた。マッチングアプリだ(笑)
私の年代は少し抵抗がある。この手のサイト=少しいかがわしい出会い系、そんな思考がある世代。

会社の女子が顔バレしないサイトを教えてくれ、理想の条件の男性をAIが勝手に選定してくれるという某サイトに登録した。AIがそこの登録者何千万人?から私に最適な人を1人選んでくれてデートする。それが本当にAIなのかどうかは置いといて…。

結論から言うとそこで出会った男性とは誰とも交際まで進まなかった。ただし普段の生活では絶対に出会わない様な方々と話をするのはとても新鮮で、驚くような失礼な思いをしたりウキウキもあったり、とにかく人間の面白さをより深く知り数多くの話のネタが生まれて人が好きな私には楽しい時間だった。

そしてその秋にはアプリを通じて
素敵な男性と出会い恋をした♡

私は30代後半から毎年マンモグラフィを受診していた…つもりだった。だがなぜか2022年だけ乳房エコーしか受診しておらず、またなぜか2023年はマンモもエコーも受診していた。ずっと同じクリニックだったし意図的ではなく、きっと何も考えずフワっと予約したんだと思う。

今回、乳がんが濃厚になっていく中で主治医から「クリニックから受け取った過去のマンモデータでは2021年時点では何も病変はなくて2022年はマンモの記録がないのですが、もしその年にマンモをしていたら病変は既に写っていたかもしれないですね」と言われたことがあった。

2022年夏に要精密検査になっていたら、婚カツアプリはしていなかったかもしれない。そもそも精密検査の予約は出来たか?今回予約が怖くて踏ん切りがつかなかっただけにわからない。ものすごい確率で巡り会えた彼に出会い恋することもなかっただろう。

結果的に彼のお陰で私は精密検査の予約ができ今に至っているということもあり、2022年の動きすべてが彼と出会うための運命の様な気がしてくるのだった。

彼とは昨年の秋以降会っていない。

だけどこの先わたしの命が果てるその日まで、彼には感謝の気持ちを持ち続けたいと思っている。乳がんを早期発見できたのは彼のお陰だから。
まさにHEROさん

子を持たない人生を迎えたことも
彼と出会えたことも私の運命
乳がんになったことも、なのかなぁ…

外で響くこどもたちの賑やかな声を聞きながら、そんなことを思うこどもの日。
あらま、過去を振り返っても仕方ないのに
振り返ってしまったなぁ。


彼には健康で
しあわせでいて欲しいと
願う夜


元気にしているかな
きっと生き生きと
伸びやかに暮らしているはず!


彼とのご縁は続いている
必ずまた会えると思ってる




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