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青春物語

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携帯のない時代の青春物語です。 初めて本気で人を好きになった片想いのお話です。 1話〜57話ですが毎日少しずつUPしてたので案外短いです。
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#昭和の名曲

大人の女って感じしない?/青春物語26

「じゃあさ、永尾さんの好きなタイプってどんな子?」 隣にいた天野ちゃんがおもむろに聞いた…

きなこ
3年前
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空気みたいな存在なんて歳取ってから感じられればいい/青春物語25

「ねぇ永尾さんが歌うみたいだよ」 お菓子をほおばってる私を見て天野ちゃんが言った。 そのう…

きなこ
3年前

一緒に来たことが話題になってるよ/青春物語24

いつの間にかカラオケ大会になっていた。 101号室にて、購入したばかりのカラオケセットで毎晩…

きなこ
3年前

あっけない別れだった/青春物語18

相変わらず二人は黙っていた。 もうすぐ私の家だった。 カーラジオのDJは次の曲は[秋の気配]だ…

きなこ
3年前
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たぶん別れ話だろう/青春物語17

社員旅行以来、永尾さんへの気持ちが大きくなっていった。 彼も毎日、私を何かしら気に掛けて…

きなこ
3年前
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さよならは別れの言葉じゃなくて/青春物語6

「小林さん、[夢の途中]はいったよ」 いつのまにか歌のリクエストをしていた小林さんにマスタ…

きなこ
3年前
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小さなスナックで/青春物語5

「おい永尾。【福】行くか?」 帰り支度を始めた稲村さんが給湯室から戻った彼に声を掛けた。 福は会社前の道路向こう側にある小さなスナックだった。 いわば社員御用達のお店だった。 「行きます!おごってくれるんですか?」 「ツケだよ、ツケ。桜田さんも行く?」 「えっ?いいんですか?」 「女の子もいないと。先に行ってるから着替えたらおいでよ」 稲村さんはそう言って課長と永尾さんと降りて行った。 福のドアを開けると「待ってました〜」とカウンターから稲村さんの声がした。 もうすでに酔