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「もう、紙には戻れない。」手書きできる電子ペーパーQUADERNO(クアデルノ)

皆さんは、何にメモをとっていますか?
紙のノートや手帳を使っている方が多いと思います。

ぼくは、2017年の秋から、
電子ペーパーを利用したノートを使い始めて、
それにメモをとっています。

「電子ペーパー」って何?
って方は、
こちらをご覧ください。

電子書籍リーダーの「Kindle」の画面に
利用されていると言えば、
わかる人がいるかもしれませんね。

電子ペーパーを利用したノートは
複数のメーカーから製品化されていますが、
現在、ぼくが使っているのは
富士通クライアントコンピューティング株式会社製の
「QUADERNO(クアデルノ)」です。

クアデルノのメリットは、
次の5つです。

1つ目は、
大量の書類を持ち歩けること。

本体メモリーは32GBで、
PDFファイルが最大で約10,000個保存できます。
一般的な大学ノート約20万冊分を保存可能です。

ぼくは、
仕事に関係するような報告書や
レポートを入れたり、
診断士試験のテキストを裁断して
スキャナーでPDF化したデータを
入れていました。


データ一覧のサムネイル


ページ一覧


これなら、
たくさんの本や資料を
紙で持ち歩く必要はありません。

観光白書の見開き

ちなみに、
画面を左右2つに分けて、
それぞれ違うデータを見ることも、
同じデータを見開きで見ることもできます。

2つ目は、
手書きができること。

まるで紙に書いているような感覚で
ペンを走らせることができます。
これは、体験した方全員が驚く点です。

最新機種は
ペンの充電が不要になって、
さらに便利になりました。

画面はモノクロでも、
設定で青色や赤色でも書けますし、
PDFではちゃんと色がついた状態で
保存されます。

余談ですが、
昨年夏に上京した際、
日本初のフルカラー版電子ペーパーを見ました。
もう、スマホの画面が
有機ELから切り替わる日も近いかも、
と思わせてくれる代物でした。


羽田空港で見たフルカラー電子ペーパー

3つ目は、
スマートフォンとの間で
データの出し入れができること。

PCがなくても、
スマホアプリを使って、
本体の中にあるデータをスマホに移したり、
スマホのPDFデータを本体に移すことができます。

例えば、
メールで送られた原稿を
スマホから本体に移して
朱入れ校正することが可能です。

4つ目は、
電池持ちがよいこと。

1日あたり数時間の使用なら、
5日程度は充電不要です。

これがスマートフォンやタブレットなら、
毎日の充電が必須ですよね。

ただし、
Wi-Fi接続が多いと
使用可能時間は短くなります。

そして、5つ目は、
使っている人がほとんどいないため、
話のネタになること!(笑)

ぼくは、
自分以外でこれを使っている方に
まだお会いしたことがありません。

初めてクアデルノを見た人は、
ほとんどの場合、
「それは何?」と尋ねてきます。

そこで、ぼくは
これがいかにすばらしいガジェットかを
力説することにより、
「あ、こいつ変わったやつやな」と
記憶にとどめてもらえます。

これが一番のメリットかもしれません。
というのは冗談ですが。

A4サイズでいい感じ

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