見出し画像

「森林は酸素を出し二酸化炭素を吸収する」


大人の科学は、間違って認識してるものがかなりあります。
その一つが「森林は動物のために酸素を出してくれる」です。
「森は環境に優しく二酸化炭素を吸収してくれます。アマゾンやオーストラリアの森林火事などが起きると、酸素が足りなくなり地球の環境が危ない」などと、二酸化炭素を悪者にした宣伝に各国ニュースで扱われます。
「森林は二酸化炭素(CO2)を吸収する」は断言できません。

現在の中学の理科の教科書で確認したのですが、植物は呼吸してます。
今の大人もそう習ったはずなんです。
確かに、植物は二酸化炭素を取り込んで、酸素をはき出していますね。
しかし、それは昼の話です。
夜の植物は、酸素を取り込んで、二酸化炭素をはき出しています。
昼と夜で、出したの吸って、吸ったの出してます。

ここで光合成の分が違うという反論があります。
根本的に、生命は炭素を必要としています。
植物は大気中の二酸化炭素(CO2)をいったん吸収し、それを炭素(C)と酸素(O)に分け、このうち炭素だけを体内に取り込み、酸素を放出する活動を行っています。

しかし植物は枯れて死んで、微生物などによって分解され、自らの身体を生成していた炭素を放出して、これが大気中にある酸素と結合し、再び二酸化炭素(CO2)へと戻ります。

植物が成長している間は二酸化炭素(CO2)を吸収するのですが、その植物が死ぬと吸収した分だけ元の二酸化炭素(CO2)に戻り、トータルでは吸収と排出の量は±0になるのです。

ちなみに、草食動物は植物の炭素を大量に摂取し、酵素によってタンパク質にするので、大きな体になることができます。
それぐらい、生命には炭素が重要なのです。

さらに、今はCO2濃度は0.数%。恐竜時代のCO2濃度は20%。100倍CO2が多くても地球環境が悪いどころか、栄養満ちた生命には豊かな地球環境でした。

大気のトータルの循環は、科学者の間でも様々な議論されてます。
ずる賢い人たちは、人々の罪悪感を利用して都合いい1部を切り出しそれが全てのように語ります。
林野庁のHPで「森林は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化の防止に貢献しています」とあります。
光合成の所で切って、逃げを作ってます。

大学の研究室は国の予算をどれだけ取れるかにかかってます。
国の方針に反する研究室は存続が困難になります。
おのずと、何が声高いことになり、か弱い声を拾うのが大変なのは、オールジャンルですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?