日本の同調圧力[正義]
社会、特に日本社会というものは
同調圧力が異常に強い。
例えばSNSでの炎上もその一例ではないだろうか。
[正義]という言葉の元に、
自分の正義とやらを相手に押し付ける。
まあだいたいこういうことをしている人は
言葉を定義する。ということさえも一度もしたことがない人なんだと思うけども。
私が思う正義の意味とは
自分が正しいとおもう信念をもとに、言動・行動することであり、
たとえ他者とその正義の意味内容が違ったとしてもうまい具合に折り合いをつけることである。
決して自分の正義を振りかざして他者を傷つけていい理由とはならない。
最近よく見る著名人批判。
芸能人のだれだれが不倫したとか、麻薬をやったとかそんなものは本来どうでもいいはずである。
その芸能人のだれだれがその事件を起こすことで、あなたに被害がとんでくることなんて一つもないのだから。
でも、不倫はいけないことだーとかいって、それをSNSで書き込んだりして、相手を傷つける。そんなことされたらいやだと思うのが普通だと思うのだけど。
さて、
少し前にある方が、LGBTは生産性がないといって、炎上した。
あれはまあLGBTに偏見を持つ、高年齢層の人たちからの票を獲得するための、ある種目的をもった行為であると思えるから、それはそれで致し方ないと思う。
なぜなら高額な報酬がもらえる議員という椅子の数は限られているのだから。
しかし、少し前に上記でのべた、とりあえず正義を振りかざす人は
特段目的もなく正義を振りかざしている。
言いかえれば、人のわるくちをいってちょっとした快感を覚える行為を連発している人たちである。
どんなに自分が堕落したとしても、逆にうまくいったとしても
ああいう人種の人たちにはなりたくない、
ふと、そう思った。