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『月影骨董鑑定帖』谷崎泉

3月入って始めの読了。

𓂃 𓈒𓏸◌

骨董品に縁のある2人の青年の元に、骨董品のトラブルが持ち込まれる。それが元で殺人事件が起こり主人公は事件に巻き込まれていく。
骨董品を巡って業界の臭い裏側に繋がっていく。

ライト文芸にしてはガッツリ殺人があって珍しく感じた。
表紙だけで気になり読んでみたが、主人公·白藤晴が性格に難アリでちょっとめんどくさいなと感じた。
面倒事にはとことん関わりたくなく避けようとする線の引いたところが読み手としてはモヤモヤする所が多かった。事件を捜査する過程があるが途中から消去法で犯人がすぐに分かる状態で少し物足りない感じもあったかな。

幼なじみの警官はいいキャラしていて自分は好きだった。
骨董品に関しては知識がすごくて、色々知ることが出来る。
とりあえず3巻まで読んでみたいと思った。

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