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危険な処方薬が製造されたニュースを調べて

製造業で働いている人ならば、誰でも製品に異物混入する恐ろしさは知っています。
納品先からのクレームだけでなく、会社の信頼を失い、そのまま倒産する場合があるからです。

ジェネリック薬品の小林化工が製造した皮膚治療薬の「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」に睡眠導入剤が混入し、被害が発生したそうです。
睡眠導入剤ですから、飲んでしまったら意識を失うように寝てしまいます。

皮膚の治療のために薬を飲み、意識を失うのですから、人命に直結してしまいます。
実際に事故や被害が発生しているので、薬品の回収や損害賠償も行われるそうです。

このニュースを詳しく知りたいと思って、複数のニュースを見てみました。
その結果、製造業で働いている私からしても、信じられない問題があったのです。

原材料が正しいか、確認が不十分だったそうです。
厚労省が承認した製造手順を守っていなかったそうです。

人間は完璧な存在ではありませんから、どんな製品でも問題が隠れている場合があります。
だから、出荷前には品質検査を行うのですが、今回の薬品は品質検査をやっていても、問題を発見出来なかったそうです。

製造から出荷まで、製造業では考えられない問題が連続して発生しています。
つまり、この薬品会社から出荷された薬品、他にも問題がある薬品が存在する可能性があります。

実際に、他の薬品も自主回収しているそうなので、他の薬品も含めて被害が出ないで欲しいです。
この問題、1社だけの問題ではなく、全ての製造業に通じる大問題なのかなと思っています。

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