見出し画像

【書籍紹介】習慣化は自己肯定感が10割

あなたは今年立てた目標を途中で諦めていませんか?
目標を立てて頑張ろうと思うけど続かない。
3日坊主の常連。
すぐに挫折して言い訳をかんがえてしまう。

そしてそんな自分が嫌になる・・・。
今回はこのような人におすすめの書籍を紹介いたします。
この本を読み、実践する事で自己肯定感が高まりポジティブな人生を送れること間違いなしです。

1.習慣化は自己肯定感が10割

今回紹介する【習慣化は自己肯定感が10割】という本は、著者である中島輝さんが『習慣化』と『自己肯定感』で人生を変える方法について説明しています。
まずはじめに著者は「意思や根性だけで物事を続けるのは難しい」と述べています。
自分で決めた目標を達成できずに挫折してしまう人は、根性論ではなく継続するための方法が知ることが大切なのです。
そしてその方法を『習慣化』『自己肯定感』『無意識の力』というキーワードを使い説明しています。
さらに親切な事に読者のタイプに応じてどこからこの本を読めばいいかという心理テストを冒頭に持ってきてくれています。
読者1人1人に適した読み方を教えてくれています。
目標を立てても続かないという人は是非手に取ってほしい1冊となっています。

2.この本のポイント

①習慣化することの大切さ

毎日の行動の多くは習慣によって決められています。
その割合は40%以上
いかに習慣が大切かわかる数字です。
そしてあなたが新しい事を始めようと思った時、取り組む行動は約66日で習慣化されるという調査結果も出ています。
約2か月継続する事で、新しく始めた行動は習慣として身に付きます。
そして習慣化させるために重要なことがいくつか書かれています。
その中でも『なぜ習慣化したいのか(Why)を考える事』と『習慣化した自分を想像する事』が重要です。
何かを行う際『なぜ(Why)』が心の原動力になるからです。
なぜダイエットをするのか?なぜ読書をするのか?なぜ貯金をするのか?
など習慣化したい事の理由を考えて下さい
同時に習慣化することができると自分がどのように変化するかを想像してください。
挑戦する事が楽しくなってきませんか?
コツは【Why→How→What】の順に考えることです。
人は何かを始めようとするとき『何をやるか』から考えがちです。
これを常に『なぜやるか』から考えるようにしてみて下さい。
さらに『どのような自分になりたいか』というイメージと絡めることで習慣化が成功しやすくなります。

②習慣化には自己肯定感が重要

タイトルにもなっている事ですが、物事を習慣化するには自己肯定感が重要であると筆者は述べています。
大人になると失敗の経験が積み重なり、他人と自分を比較してしまう事から、自己肯定感が低くなりがちだと言われています。
しかし自己肯定感が高いとすべての出来事をギフトだと捉えて、失敗してもその状況を受け入れやすくなります。
つまり失敗を受け入れることで次につながる糧と考えて、挫折することなく挑戦し続けられるのです。
本書では重要とされている自己肯定感の高め方が、具体的にいくつか紹介されています。
小さな失敗が原因で挫折してしまう方、一度でいなければ諦めて挫折してしまう方
は是非一度本書を読んでみて下さい。
解決策が見つかります。

③自己肯定感の6ステップ

筆者は自己肯定感は6つのステップに分けられると述べています。
6つのステップというのは、『自尊感情』『自己受容感』『自己効力感』『自己信頼感』『自己決定感』『自己有用感』です。
『自尊感情』は自分には価値があると思える感情で、自己肯定感の根っこの部分になる重要なものです。
『自己受容感』はありのままの自分を認める感情で、ポジティブな感情のもととなり人生を肯定できる感情です。
『自己効力感』とは自分にはできると思える感覚でプラス思考の源になります。
『自己信頼感』とは自分を信じられる感覚で、この感覚を持つと自然と自信がわいてきます。
『自己決定感』は自分で決めることが出来るという感覚で、周囲への依存をなくし行動力が向上する感覚です。
『自己有用感』とは自分は何かの役になっているという感覚で、社会に求められている安心感を得ることが出来ます。
この6つのステップをバランスよく成長させることが大切です。
そうすることで自己肯定感が高まります。

④習慣化の6ステップ

本書では自己肯定感と関係が深い6つの習慣化のステップも紹介されています。
習慣が身に着くまでに66日かかるとありましたが、その期間を6つに分けています。
6つの習慣化のステップとは『習慣の種まき期』『習慣の反発期』『習慣の忍耐期』『習慣の成長期』『習慣の開花期』『習慣の達成期』です。
『習慣の種まき期』とはなりたい自分をイメージし、どんな習慣に取り組むかを模索する時期です。
新しい習慣を始める時期は自尊感情に支えられています。
『習慣の反発期』とは現状維持を求める本能が新しい習慣を排除しようとする時期です。
揺れる思いを自己受容感で受け入れる必要があります。
『習慣の忍耐期』とは途切れそうになる習慣を何とか継続している不安定な時期です。
自己受容感がエネルギーになります。
『習慣の成長期』とは無意識に実践できている日もあれば、実践に苦労している日もある習慣が身につきかけている期間です。
もやもやする時期なので、自分を信じる自己信頼感が大切になります。
『習慣の開花期』とは習慣が定着化し、無意識のうちに取り組めるようになった時期です。
自分で決めたことを習慣化できたので、自己決定感が高まる時期です。
『習慣の達成期』とは定着した習慣が求めていた成果をもたらしてくれ、イメージしていた自分になれた時期です。
成長した自分が周りの役に立っているという自己有用感が満たされます。

このように習慣の6つのステップは自己肯定感の6つのステップと密接に関係しています。
さらに本書ではこの6つのステップについて1つ1つ丁寧に説明されています。
それぞれのステップについて具体的な方法がいくつも紹介されているので、ぜひご自身で読んでみて下さい。


⑤自己肯定感を高める力

本書の終盤では自己肯定感を高める7つの力と題して、自己肯定感を高める方法が具体的に説明されています。
自己肯定感には『感情』『物事の捉え方』『行動』の3つの視点が大切です。
この3つの視点で紹介される具体的な方法を実践する事で自己肯定感が高まる仕組みとなっています。
紹介されている方法は『口に出すもの』『フレームワークを用いるもの』『ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換するもの』などすぐに実践できるものばかりです。
「自分は自己肯定感が低いなー」と感じている方は是非本書を読み実践してみて下さい。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?
自己肯定感に対する認識は変わりましたか?
目標を達成する習慣化と自己肯定感の関係性は深くかかわりあっています。
『習慣化する力』と『自己肯定感』はどちらも大切です。
どちらも向上させることで自分の目標を達成できるようになります。
わたしもよく途中で挫折する事が多いです。
本書を読んでいくつか実践しと筋トレから頑張ってみようかなと思います。
今達成したい目標があり、いつも挫折してしまう事に悩んでいるなら読むべき本です。
あなたはどうですか?
『本を読んで実践する事』も大事な目標達成の一歩です。

今回は中島輝さん著『習慣化は自己肯定感が10割』という本を紹介いたしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?