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国内ウイスキー蒸溜所 訪問のススメ①

(※現在、多くの蒸留所が見学およびショップ等を含めた一般客の立ち入りを休止・制限している状況だ。今後順次再開してゆく見通しと思われるが、予め公式HP・SNS等で情報を得てから訪問されることを強くオススメする。)

国産ウイスキーが「ジャパニーズウイスキー」の名で、国内はもとより世界に知られる存在にまで成長して久しい。

現在国内で稼働中のウイスキー蒸溜所は20か所を超え、30か所に迫る(ないし超える)勢いだ。立地する都道府県も、北は北海道、南は鹿児島と全国各地に散らばっており、四国を除く全エリアに存在している状況だ。

そして、多くの蒸溜所で一般客向けの見学ツアー、または自由見学の受付を行っており、気軽に参加することができる。

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私個人はそんな蒸溜所の訪問がとても好きで、概ね年に5~6回程度、様々な蒸溜所を見て回っている。蒸溜所にはそれぞれ様々な特徴や魅力、訪問・見学する楽しさがあり、何度訪れても飽きない。

本記事では、そんな蒸溜所訪問4つのオススメポイントを紹介していきたいと思う。

ポイント① ウイスキー製造の基本を学べる

規模の大小問わず、どの蒸溜所でも概ね共通してウイスキー製造についての基礎を説明してくれる。方法はガイドが直接説明する場合もあれば、パネルなどの展示で行っている場合もあるが、どちらの場合も基本的には初心者にも理解しやすいように配慮がなされている。

特に大企業(サントリー、ニッカ、キリン等)が所有している蒸溜所では、ガイドによる説明に加えパネル展示も充実しており、初心者にとって非常に優しいツアーになっている。

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勿論、中小規模の蒸溜所であっても基本的にウイスキー初心者に対してオープンなので、わからないことに関しては、質問すれば丁寧に対応してもらえるはずだ。

ポイント② ウイスキー造りを体感できる

蒸溜所見学では多くの場合、ウイスキー製造の工程を間近に見て回ることができる。そこでは様々な香りや温度といった「ウイスキー製造の空気」を直に体感することができる。

ウイスキー好きには堪らない体験だし、初めてウイスキーに触れる人であっても非常に新鮮な体験になるだろう。また、上記のような説明を実際の空気感を感じながら見聞きすることで、よりウイスキーに関する理解が深まると思う。

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蒸溜所によっては窓越しだったり、一部見学のできない工程もあったりするが、概ね、その蒸溜所の目玉となっている工程では実際に同じ空間で見学をできる場合が多い。是非、五感をフルに使ってウイスキー製造の現場を感じ取ってほしい。

訪問のススメ②に続く

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