見出し画像

成長≧制約×チャレンジ×ストレス度合い・・・ 他何かあるかなぁ。

定期的に刺激やストレスは、人間の成長に必要。

私が、通販部門を担当するまで、約10年もの間人事異動もありませんでした。そんなに人材も豊富ではなく、それ以外に会社として力を入れる必要のある部門があった。という事だけだと思います。通販部門の責任者と、そこで働くパート2名は約10年間不動。そこに社員が1名。ここのポジションの人が、退職したり異動したりと変わるだけでした。私が担当になってから、責任者私とパート従業員2名変わらず。元々いた社員が、他部門で必要となったため、

『うーむ。パートスタッフを新たに加えよう!』

そう思いました。今の売上規模なら社員じゃなくても仕組みさえ作れば、パート従業員で運営できる。そう思いました。売上規模が3倍になった今も環境変わりませんが、なぜでしょう。それは置いといて。。。
新たにパート従業員が入った時に、何が起きたか。それは、今まで通販を支えてきたパート従業員からの不安が形を変えて、出てきた相談でした。

私たちは、もういらないんじゃないか?

ベテラン従業員だったので、今後も働いてもらう。働いてもらう事が前提で、こちらの行動がベースとなっていく。誰でもそうかと思います。ベースを作ろうという時に、ベースを作ってきた人たちから出てきた言葉。

『私、他で仕事を探そうかな?掛け持ちすれば、新しい人たちが多く入れるから。』

『私、もうシステムとかパソコンとかできないから、辞めようかと。』

そんな相談事を受けるようになりました。ただ言葉を聞けば、新しい人たちを育てれば良いか。もう、やる気がないなら良いか。と思ってしまう方もいるかもしれません。ただ、私はいつも人から発する言葉の裏の言葉を探るように心がけてます。人って何か隠して、体裁を気にする時がある。もしくは、どう言えば嫌な事から逃れられるか。人にやってもらえるか。という気持ちの部分を隠して、言葉にする人もいます。いつもの行動など気にしてないといけませんが、私は個人的に『その人の成長』を意識して言葉を投げかけています。

『他に仕事?多く入りたいなら、まず相談しなさいよ。』ってな話だし、『仕事辞めたい?辞めたら、何するのよ。』って雑談みたいな感じで交わしながら、その本質を探っていきました。その根底にあるものは、きっと『新しい人たちが加わる事への不安』と今でも思っています。長年同じ環境で働き続けた結果、新しいコトが加わる事への不安。自分たちが支えてきたはずが、いつの間にか抜かされてしまうコトへの不安。色んな不安が勝手に生まれ、その不安から逃れたくて出てきたコトバだと勝手に考えましたw

原因となる感情を取り除く特効薬

今こうやって書けば書くほど思うのは、その不安を考える時間を与えない。もしくは、自分が力になれてる。自分が必要とされている。がわかれば勝手にその感情は消えていくんだな。と。お陰さまで根拠なく掲げた目標から、何でも取り組んでいたら、売上がついてきて勝手に不安が解消された感じもありますが、そこに自分の力が必要。と感じてもらう事がこう言う不安解消に繋がったと思っています。それからは、定期的にシステム的な事。商品発送までに気をつけなくてはいけない事。商品ピッキングから梱包までのルールなど、仕組みを変えたりする事で、環境変化へのストレスを与えるように意識してます。時には、

『自分のもってる知識や情報で、できるから聞かないでやってみて。』

『いちいち上からの仕組みづくりを待つ。ではなく、みんなで決めてみて。』

『やりきらない。決まらない。変な方向に行くかも。』と思いながらも、考えさせる事を意識しています。これは、別にパート従業員に限らず、自分自身に置き換えても同じ事だな。と思っています。例えば、仕事が変わる。新しいシステムを導入する。新しい事へのチャレンジ。新しいコトを取り入れる事に慣れていないと、『めんどくさいなぁ。よくわからないから。自分は苦手。』そんな感情から、大きな成長を逃す可能性もあると感じています。また、『会社が動いてくれない。予算制約があるから無理だよ。』言いたくなる気持ちもわかります。私にもあります。ただ、結果が結びつかなかったとしても、『その環境下で最善をつくすには!』を考えると違った未来も見えてきます。私は、noteを初めた事で改めてそれを感じているからです。

つづく・・・

この記事が参加している募集