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死んだはずのミュージシャンが取り持つ縁


#思い出の曲

人によっては間違いや過ちがロマンティックに展開することもあるという夫と知り合ったころの話です。

あなたは音楽派?美術派?
私は美術派で、音楽は連ドラの主題歌と1980年代ポップスがあれば十分と考えています。
最近良いなと思ったのは
THE FIRST TAKE のこれ、すでに二年前

さて、もう30年以上前の話です。携帯もなく、音楽はCDで聴く時代。
夫と知り合い、少しづつ自分のことを話し合う時期でした。
「音楽が好きなんですよね」と聞かれて????
母はカラオケで歌う私の姿を釣り書きに入れていたらしい。
(ちなみに趣味はお菓子つくりと書いてあった、母は娘のためとはいえ盛り過ぎ笑笑)

一方、音楽は夫(その時は未)にとって生活の一部。
私にもいろいろ好きな曲を教えてくれました。
その中でも当時はギルバートオサリバンがお気に入りで車の中でよく聞いていました。
「もう亡くなったんだ」当時、オサリバンは40歳台、残念だねと話していましたが。

結婚してしばらくたって、妊娠中になんとギルバートオサリバンが来日したのです。死んでないじゃん!と思わず横浜弁になってしまった私。

もちろん二人で、大きなおなかをかかえて、コンサートに行きました。
小さな女の子のことをうたった「クレア」が好きです。

私たちの中で生き返ったミュージシャン、その後も元気で活動しているギルバートオサリバンが、私の婚約時代から今まで夫との一番の思い出の曲というわけです。

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