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性格は色とりどり

飛行機の中でこの本を読みました。
ほとんどは遺伝で決まるという衝撃の書
双子研究の研究者、安藤寿康さんの著作です。
数年前に話題になりましたが、岡田斗司夫さんのYouTubeに誘われて手に取りまだ最初の部分です。


私が興味が持ったカラープリンター理論という性格論を展開しています。
赤がダメな色ではないし、緑が優れた色というわけではない。
三原色と白黒で無限の色が作り出せます。
同じように、生活は3~5つの特性の組み合わせであり一つの絵画をつくるように、一人の人の性格をつくる(志保理解で)と述べられています。

本の中では
一つの絵画とありましたが、カラーコーディネートを勉強した私から見ると性格は色の配色のようにも感じられます。

5月28,29日に開催された東京キモノショー2022では100体以上のコーディネートが展示してありました。
その中にいにしえの装束の展示されて、お雛様お内裏様のようなの装束もありました。色の重ねといって配色に意味を持たせたコーディネートもありました。

もちろん、現代の洋服のセンスを生かした着物と帯のコーディネートもあり、同じ紫を使っていてもカジュアルになる、エレガントになり、ボーイッシュになりと変わります。

KICCAきものカラーコーディネーター協会の能口祥子先生はその人の好きな色を知ると驚くほどその人がわかるとおっしゃっていました。
今日の重ねとして、色を数色選び、その時の心持ちを言葉にするというカリキュラムもありました。

色と同様に、人の性格は個性はあるけれど良い悪い、優劣はない。
活かしどころと表現がちがうだけ。
あまりに性善説でしょうか?
安藤さんはもともと訓練を重ねれば誰でも○○ができるという立場だったそうです。
本を読み進めるのが楽しみです。

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