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イギリス雪さんぽ〜早春の湖水地方Keswickで出会ったものは その1

出発前からイギリスで迎える初めての春をとても楽しみにしていました。雪のイギリス北東部に迎えられ、まだまだ冬なんだなぁと思ったのも束の間、想像以上の美しい早春があるのだと気づきました。

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到着した翌日の金曜日から湖水地方Keswickでのんびりと過ごしてきました。雪のさんぽ道、ご一緒にいかがですか?

ヒヤシンスが雪でヒヤサレンス
はるちゃんず

今回はいつもより少し贅沢な旅でした。というのも、この小旅行はトラオさんからのお誕生日プレゼントだったんです。

「今回はホテルに泊まるから!朝夕食つきだよ!プレミアインじゃないからね!」(プレミアインは私たちがいつも利用しているビジネスホテルのようなものです)
トラオ大いばり

そしてやってきたのは、湖水地方Keswickにかつてあった駅の横にある、当時のステーションホテルです。

1869年からここに立っている建物
150年以上です。
絶対おばけがすんでる!
この日は青空でした。
ホテル正面
ホテルの横には駅舎あと
駅の反対側はこんな感じです。
ホテル入り口には
1人しか通れない回転扉
ホテルのお部屋の窓から
駅の向こうに広がる山が見えます
たぶんおばけはいるけど、
怖くなかったです。

❄️

まずは湖までお散歩にいきました。
雪上がりの道には雪だるまさんも、そりすべりしているこどもたちも、駆け回っているわんこたちもいて、生きてるなぁとしみじみ。世界は美しいなあ。

夕暮れの時間
湖まで雪さんぽ
あえての逆光で撮る写真が好きです
山々は雪化粧して
静かに佇んでいます
カモさんたちもお散歩かしら
日が沈んでいきます
山際の仄かな色が美しい
ずっと見たかったスノードロップ
まだ咲いていました
ドイツ民話では雪にしろという色を
分けてあげたのはこの花だったそう
なんで可愛いんでしょ

ロシアの民話「森は生きている」というお話が大好きでした。何度も何度も読んで、想像の世界を楽しんだ子ども時代。いつかきっとこのスノードロップという花を見たいと思っていました。夢が叶いました。ナショナルトラストの一つでぐんせいがみられるときいて、行きたいと話したのですが、2月ということで、遅いなと諦めたのです。ここで見られると思っていなくて、とても感動。

新しい年を迎える大みそか、わがままな女王が、真冬のさなかに春の四月に咲くマツユキ草がほしいと言い出したため、国じゅうは大騒ぎ。持ってきたものに褒美の金貨を与えるというお触れを出す。ほうびの金貨に目がくらむ継母と姉娘のいいつけで、一人の娘が吹雪の中マツユキ草を採ってくるようにと夜中の森に追いやられる。
森の中で娘はたき火を囲む十二月の月の精たちに出会う。娘の話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらう。冬の森はたちまち春へと季節をかえ、娘は凍えることなく無事マツユキ草を手に入れて帰ることができた。
娘の帰りを待っていた継母と姉娘はマツユキ草を取り上げ、宮殿の女王の元へ行く。女王にマツユキ草を届け、褒美をもらうが、継母の話を聞いた女王は継母と娘と家来たちを連れて自らマツユキ草を探しに森に入る。そこで待ち受けていたものは…。
Wikipediaより引用
クロッカスさんたちも群生しています
今回イギリスに来るまで知りませんでしたが
この季節、イギリスのそこここは
水仙に包まれています
小さな水仙ティタティタ

はるちゃんず(穂音ちゃん命名)があっちのもこっちにも溢れています。

❄️

さて、今回のホテルは朝夕とお食事付きでした。とっても美味しかったので、ご紹介したいと思います。

まず1日目のお夕食から

前菜はメロンとフルーツを選びました。
窓際の席から外を見ていたら
うさぎちゃん登場🐰
5匹くらいが駆け回っておりました
私のメインはリコッタチーズのトルティリアーニ
私の今回の旅で一番美味しかったもの。
デザートはティラミスにしました♪
3コース、その日のメニューから選べます

❄️

翌日の朝ごはん

ビュッフェ形式で、好きなものを食べました
フルーツ山盛りなmarmalade

一つにまとめようと思ったのですが、なんだか長くなってきてしまったので、次回に続きます♪

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