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ワタシモウベジタリアンデハナイ

ベジタリアン、いえ、正確には

ペスコ・タリアン (pescetarian)
肉を食べず、魚・卵・乳製品を食べる

を実践しているトラオさんと一緒に
生活しているときは、ぺスコタリアンな
Marmaladeですが、日本では
普通にご飯を食べております(笑)

台所の中心人物の母に
そんな面倒なこと頼めないのが
主な原因です。

それでも普通のご家庭よりは
お肉率は低いとおもいます。

そんな中、日本に帰ってきて
ほぼお初で友人とランチにいきました。
わーい。

誘惑の甘い罠、それは、
牛肉!
私は焼肉よりステーキ、
霜降りより赤身肉

みてよみてよ。
このお肉。


どど~~ん

ま、タイトルの通りでありますのよ。
また英国に戻ったら粛々と
お肉を食べない、チキンブイヨンも使わない
生活にもどりますけれどね。

ですが、食べるのに、躊躇しました。
食べつけないものを食べるような感覚で。

かといって、私いっていいですか、
ビーガン用の加工食品が嫌いなんです。
ならばいっそ、豆腐のままでいいし、
ビーガンソーセージもなくていい。
素材そのままで、塩コショウでたべたい。
そう思っております。

友人のひとりと
5年ぶりにちゃんとあって話をしました。
ずっと気になっていたこと、
核心には触れずに、でも、暗黙の了解で
なんていうんでしょう、気持ちを分かち合えて
とっても嬉しい時間になりました。

私はそんなに遠慮する必要あるの?と
思ったり思われたりするほど、
相手が口を開くのを待つことがあります。
大切なことになればなるほど。
本当は聞いてしまったほうが相手も楽に
なるのかもしれません。
でもどうしても聞けないんです。

いっておきますが、
これは決して美点とはいいません。
勇気がないだけかもしれないし
相手を傷つけたら自分も傷つくという
自己防衛なのかもしれない。
とにかく、ヴィーガンフードがまずい、
っていうのははっきり言えるけれど
人の心に踏み込んでいくのは苦手です。

この友人は表面はとても明るくて
しなやかで、その分傷も深いだろうと思ったら
じっと待つことしかできませんでした。
何度もすれ違いざまに笑顔でお互い手を振って
元気だよと確認はしあってきましたけれど。
待って待って
いえいえ、待ってたわけでもなくて、

やっぱり私たちの間の時が満ちたのかな。

お互い、明るい老後を描けるようになって
お互いがお互いの幸せを
そっと見せ合って、喜びあって

ただ優しくてありがたい
そんな日曜日をすごしました。

いま自由で
今の自分のほうがスキ

そんな風にいえるようになったこと
お互い誇りに思おうよ、ね。

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