見出し画像

納骨への道①そもそものきっかけ

なぜ、わざわざ「超」混んでいる京都へ、まだコロナが完全になくなったわけでもないのに行ったのか・・・

それは、祖母の納骨のためでした。

そして、母が病気になってしまったからでもあります。

まずは、祖母の納骨の経緯を少し書き綴ろうと思います。

実家は浄土真宗で、祖父は地域の「輪番」という役割を担っていました。

その関係があってか、祖父が亡くなったとき、"本山”から納骨に関するはがきが来ました。

祖母はその時すでに年配だったので、父母と私たちきょうだいの一家で京都にある”本山”、大谷本廟まで納骨に行きました。

その後、祖母も亡くなり、十年以上の時が経ちました。

祖母のお骨は、祖母が建てたお墓と、近くの所属するお寺におさめられています。

私と私のきょうだいには子どもがいません。それぞれ結婚していますが、祖母の建てたお墓、つまり実家のお墓を守るのは、私たちきょうだいが最後です。

あのお墓はどうなるんだろう・・・?

無縁墓が残るのは、きっとよくないことだろうし、よそ様の迷惑にもなる。

いずれは、祖父母の骨をお寺に預け、墓じまいをする時がくるかもしれない・・・そんな考えが、数年前から、私の頭の中にちらちらと浮かぶようになっていました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?