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柿澤勇人、ついに浮気か!?絶対的犬派が30代後半で心変わり「真剣に検討中」

この人のルーティンを聞きたい!今回直撃したのは、3月21日から始まるミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』に主演する俳優の柿澤勇人。舞台本番直前に行う“アイドリング”からテンションを上げてくれる“魂の一曲”、そして衝撃の“浮気”カミングアウトまで。34歳の今をとことん語り尽くしてくれた。

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■稽古や本番に対する期待感は高い

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ローレンス・オリヴィエ賞の作品賞に輝いたことでも知られる『ブラッド・ブラザーズ』は、日本でも1991年以来繰り返し上演されてきた超名作。今回は日本初演のプロダクションにも参加していた吉田鋼太郎が演出を務め、双子の兄弟ミッキー(柿澤)とエドワード(ウエンツ瑛士)が辿る数奇な運命を力強く描く。

吉田とは二人芝居『スルース~探偵~』(2021)でガッチリとタッグを組んだ仲。「言いたいことも言い合える理想的な関係ですし、鋼太郎さんは僕の役者としてのポジションや葛藤をすべて理解してくれている。当然怖さもあるけれど、稽古や本番に対する期待感は高いです」と全幅の信頼を寄せている。

■舞台に臨む柿澤勇人の3つのルーティン

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そんな舞台に臨む際に柿澤が必ずやる事、その1は「ストレッチ」。劇団四季時代からの恩師という後藤早知子氏によるフロアメソッドを短くとも30分は行うという。「舞台本番直前もそうですが、オフの日も寝起きに必ずやります。それをやると全身が温まり、体の約80%がシャキッと起きる。これさえやっておけば後は何とかなる!というくらい、欠かさず行うルーティンになっています」と発進前のアイドリングとして重宝している。

その2は、実兄の影響で好きになった「X JAPAN」。舞台本番に臨む気持ちをより高めるために「移動中や楽屋では音楽を聴いています。マイ・ケミカル・ロマンスやグリーン・デイ、ミューズ。一番テンションが上がるのはX JAPANの『Silent Jealousy』。でも最近は楽屋で聴くのを自粛しています」と苦笑い。

自粛きっかけは舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』(2019)にあり。「テンションの高い役だったこともあり、本番前の楽屋でXの曲を爆音で聴いていました。そうしたら共演の佐藤二朗さんから『それでよく集中できるね!』と呆れられて…」と思い出し笑いしながら反省している。

その3は「3日」。やや人見知りの性格という柿澤は「初共演の方と距離を近づけるのに必要なのは約3日。僕が積極的に喋りかけるようなタイプではないので、後輩からは『怖そう』とか『超真面目そう』というイメージを持たれがち。お酒の席やサウナとかだったらすぐに仲良くなれるけれど…。今回の舞台では怖いというイメージを払拭し、上手に距離を縮めていきたいです」と意気込む。

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■睡眠前は犬の動画?それとも猫の動画?

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普段大人しいのに楽屋でX JAPAN爆音は確かに「怖い」と思われそう。しかし柿澤の寝る前のルーティンを聞けば、誤解は解けそうだ。「寝る前に必ずするのは、仕事終わりのリセット的な晩酌。焼酎を一口飲んでシャワーを浴びる。そしてベッドに入って犬の動画を見る」と就寝前の展開にギャップありすぎ。

これまでの人生、絶対的に犬派だったという。だが「猫もありなのではないか?という選択肢が最近出てきました。というのも知人宅で飼われているロシアンブルーがあまりにも可愛らしくて。行動も自由気ままで見ていて飽きない。それからというもの猫の動画を毎晩見るようになりました」と浮気発覚。今では「住んでいるマンションがペットOKなので、猫を飼おうかどうか真剣に検討中」と本気になりつつある。

『ブラッド・ブラザーズ』という大役からスタートする2022年。柿澤自身、30代後半にも差し掛かってくる。「一つ一つの仕事に対して誠実に向き合いつつ、真面目過ぎるのも嫌なので、遊べるところは遊ぶ。若いつもりではいたいけれど、まずは体が資本。健康第一で突き進んでいきます!」と宣言している。

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【作品情報】

【プロフィール】
柿澤 勇人(かきざわ はやと)
1987年10月12日生まれ、神奈川県出身。2007年、劇団四季に入所し同年「ジーザス・クライスト=スーパースター」でデビュー。退団後は、舞台のみならずテレビドラマ、映画でも活躍。日本テレビ「真犯人フラグ」出演中。
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写真/まくらあさみ
取材・文/石井隼人
ヘアメイク/松田蓉子


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