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ミュージカル『ジェイミー』 Behind the Scene Vol.1 森崎ウィン×髙橋颯登場!Hibiya Festivalスペシャル歌唱パフォーマンスレポート

舞台は一体どうやって作られ、お客様のもとに届けられるのか…
ミュージカル『ジェイミー』、制作の裏側を徹底リポートする連載。
Behind the Scene”連載 開始します!

■Hibiya Festival、『ジェイミー』のオプニングナンバーは??

5月6日、閉館中の東京ミッドタウン日比谷にて、ミュージカル『ジェイミー』スペシャル歌唱パフォーマンスが開催された。野外イベントとして予定していたパフォーマンスは、緊急事態宣言に伴い、残念ながら無観客ライブ配信イベントに変更となってしまったが、その悔しさを搔き消すようにエネルギッシュでパワフルなパフォーマンスとなった。

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まず初めに披露されたのは、本作のオープニングナンバーでもある「誰も知らない(And You Don’t Even Know It)」。ジェイミー(森崎ウィン/髙橋颯)やプリティ(山口乃々華)をはじめ、学生たち(伊藤かの子、太田将煕、川原一馬、鈴木瑛美子、田野優花、フランク莉奈、MAOTO)が個性を爆発させるかのようなパワフルなパフォーマンスで盛り上げた。ナンバー中盤、彼らを受け持つ先生 ミス・ヘッジ(樋口麻美/実咲凜音)とのラップでの掛け合い部分は、作品の持つ明るさも垣間見えた。

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続けてジェイミー2人による「頭の中の壁(Wall in My Head)」が歌唱された。誕生日に真っ赤なヒールを母親からプレゼントされたことでドラァグクイーンという自身の夢への決意を新たにするナンバーだ。森崎ウィンは力強く一歩を踏み出そうとするジェイミー像を豊かな感情表現で立ち上がらせ、髙橋颯は持ち前の繊細さでジェイミーの心の機微を見せた。樋口、実咲、永野亮比己、泉見洋平、吉野圭吾、石川 禅ら日本ミュージカル界を代表する豪華実力派キャスト陣も加わり、まだ始動間もないながらも抜群のチームワークを重厚なコーラスで披露した。

ジェイミー役 森崎ウィン_2

ジェイミー役 橋颯_2

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■17名のキャストによる抜群のコーラスワーク


登壇した17名のキャストの自己紹介を挟んで披露されたのは、「スポットライト(Spotlight)」。ジェイミーの親友プリティがジェイミーの背中をそっと押してくれる温かなナンバーを、この日は山口、伊藤、鈴木、田野、フランクの5名が本編とは異なる特別バージョンとして抜群のコーラスワークで爽やかに披露した。

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女性陣のみのナンバーに続いて、ジェイミーの母親 マーガレットが愛する我が子への想いを歌うナンバー「我が子(He’s My Boy)」安蘭けいが情感たっぷりに歌い上げた。安蘭の本編さながらの物語性が浮かび上がるパフォーマンスに感極まってしまう出演者もいるほどで、この楽曲が物語の中でどのように歌唱されるのか、期待せずにはいられない。

マーガレット役 安蘭けい_2

スペシャルイベントも終盤となり、それぞれがご挨拶。中でも主人公を演じる2人はパフォーマンスを終えて、「純粋に楽しかったです。今この時期にこうしてパフォーマンスができることのありがたみや幸せを噛みしめています。日本語版で初演を迎える責任の重さやプレッシャーを感じてはいますが、初演キャストの一員として参加できる喜びの方が大きいです。今この時代に伝えるべきメッセージがたくさん詰まっているので、しっかりと日本のお客様に届けられるよう、がんばろうという一心です。」と森崎が話せば、「僕たちがこの場所から世界に向けて発信してゆくことの喜びを感じています。楽しくパフォーマンスをさせていただきました。素晴らしいキャストの方々と作り上げていくのが、楽しみで仕方がないです。」と髙橋。

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■多様性の社会を描く、愛に包まれた作品『ジェイミー』


この夏の上演に向けた熱い意気込みで上演が楽しみになったところで、このイベントのラストナンバーとして「暗闇を抜けて(Out of the Darkness)」が登壇者全員による大合唱で披露された。「暗闇を照らすスポットライト 大丈夫 自由はある」という歌詞の通り、自由と個性あふれるキャストの面々が思い思いに生きる喜びをエネルギッシュに歌いあげた。

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緊急事態宣言の中、イベントができるかどうか不安な中でも一丸となって稽古を駆け抜けたカンパニーは既に抜群のチームワーク。イベント終了後の控室では「稽古が始まるまでみんなに会えないのが寂しい!」と話すほど。残念ながら今回のイベントに参加できなかったキャスト、そして強力なスタッフ陣も加わり、『ジェイミー』カンパニーはさらにパワーアップして今夏を迎えます!

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人生はあなただけのもの 自分らしく生きていい―
多様性を求める現代社会を描きつつ、とびきり楽しく、愛に包まれた本作が、日本でもセンセーションを巻き起こす!ミュージカル『ジェイミー』にご期待ください!

【作品情報】



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