「伝えるためのユニバーサルデザインフェア」に行ってきました
加入している東京都印刷工業組合が開催協力している「伝えるためのユニバーサルデザインフェア」に行ってきました。一応私もメディアユニバーサルデザイン・アドバイザーの資格持っていますし、復習も兼ねて。
メインはパネル展示(ちょっと地味)
フェアはパネル展示がメインなので、正直少々地味。
ですが、ものを伝えるメディアをテーマに、ユニバーサルデザインと聞いて思い浮かびそうな色だけに留まらず、フォントやことばについても、配慮のポイントなどがていねいにパネル展示されていました。
まずは色覚障がいや年齢によってこんな見え方になります、という展示から。実際に疑似体験ができるメガネなども置いてあります。
さまざまな企業での具体的な取り組みがあったり、教育現場での話があったり、大学の調査結果の展示があったり、結構バラエティに富んでいました。
静岡文化芸術大学デザイン学部の調査による、(店舗における)商品の「見つけにくさ」事例集はたっぷりした資料で1冊もらえました。
商品のチョイスがまた、そうそうこれ見つかんないんだよねーという、いいところをついていて、実に臨場感あるというか。帰宅後、私もスーパーでこんにゃくゼリー探してお店の人に聞いたことある〜!とかひとり納得しながら読んでしまいました。
ちょうど通りかかった時に、パネルの前でも説明されていて、棚の色による見やすさの調査の話も興味深かったです。
避難所で使える表示セットの展示では、貼って剥がせるテープが何種類も置いてあって、一つ持っていっていいですよーとおっしゃるので、立ち入り禁止のテープをいただいてきました。
セミナーも盛りだくさん
セミナーもたくさん企画されています。
メインセミナーの「世界一明るい視覚障がい者、成澤俊輔が見たSDGsとMUD」を聴いてきました。企画に関わった方からおすすめいただいたんですが、このタイトルから想像していた内容とは全然違う、ものの捉え方、視点…というような、思ったよりかなりビジネス寄りのお話でやたらと面白く、1時間あっという間でした。
(冒頭、このタイトルは忘れてとご本人がおっしゃっていたのはちょっと笑いました)
事例もユニークで新鮮だったんですが、取り上げるポイントというかキーワードというか(引用も含む)…もとても良くて(あと大事なことは必ず2回言ってくれるのが個人的にツボ)、メモしようと思ったんですがノートを忘れて、しかたなく自分の名刺に小さく書き込むという苦肉の策に……。ちょっと失敗しました。間違えて人に渡さないようにしなくては。
開催は20日(日)まで
サイトでの申し込みが必要なようですが、明日明後日も入場無料です。
展示の他、小学生から参加できる体験コーナーもあり。
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